結婚を控えたうみさん。彼都合で、海外挙式+高級ブランド店での国内パーティーという高額プランになり、もっと貯金しなくちゃと奮闘する日々。しかし同棲を始めると、彼は家事を押し付ける上に酷評して罵倒し、うみさんは心を病んでしまいました。我慢しながら結婚準備を進めている今の状態はよくないと思い始めたころ、過去の事故について彼のウソが発覚し、大切なことまでウソをつく彼に業を煮やしていました。そんなとき、1年前から決めていた入籍予定日に、彼が友人と旅行を計画している話を耳にし、「もうムリ、頑張れない」と思ったうみさんは、実家に帰り、彼と距離を置くことを決めたのです。
お互い実家に戻り、距離を置くことにしたうみさんと彼。社宅として住居を提供していた彼ママは、家はそのままにしておくから、1カ月離れて落ち着いてみるようにと彼に話したそうです。国内のパーティーはキャンセルし、飛行機のチケットをすでに取ってあるということもあり、海外挙式のみ選択肢として残しておくことになりました。これで本当に彼と距離を置くことになる。彼との関係が今後戻っていくことがあるのか――。そう思ったうみさんは、最後のチャンスとして彼に「どんな夫婦になりたいのか、相手にどんなことを求めているのかを本音で話そう」と提案したのです。
どんな結婚生活を思い描いているのか、相手とどう暮らしていきたいのか――。長く結婚生活を続けていく上で、その思いが近いことは大切なことですね。彼との同棲生活を続ける中でたくさんの違和感を覚えてきたうみさんは、彼がどんな思いを持っているのかを確認することで、彼との関係を修復できそうなのか、それとも修復は難しいものなのかを、懸命に探ろうとしていたのですね。果たして彼がどんな回答をするのでしょうか。