わが家では児童館などで子どもを遊ばせることが多いです。そこで気がかりなのが上手にお友だちと遊べないこと。遊具やおもちゃを独占するなど、見ている方がヒヤヒヤします。そこで今回は1、2歳児がお友だちと上手に遊べない理由や関わり方を学ぶポイントをお伝えします。
1、2歳児はお友だちと上手に遊べない!?
遊びを邪魔されてお友だちを叩いてしまう、おもちゃを独り占めしてしまうなど、お友だちの関わり方で悩むママは少なくありません。わが子でよくあるのが気に入ったおもちゃを独り占めすることです。
わが子はお気に入りのおもちゃをお友だちに貸すことができません。こうした悩みを保育士さんに相談して知ったことがあります。それは1、2歳児は「やりとりをする」意識がない時期であるということ。お友だちと上手に遊べなくて当然なんだそうです。
まずは家庭で人との関わり方を学ぶ
さらに保育士さんから教わったのが、お友だちとの関わり方を学ぶためには家庭でのやりとりが重要であるということです。もちろん実際にお友だちとのやりとりで学んでいくこともありますが、まずは大人が子どもの見本になることがポイントだと思います。
たとえば、パパ・ママ同士が「○○を貸して」「ありがとう」と言うとします。こうした大人のやりとりを見て、子どもが自然と言えるようになったことも。
大人が子どもに与える影響大!
子どもって大人の言動や行動をよく観察していますよね。私の口グセを子どもがマネて言うこともあり、初めて自分のクセに気付かされることも。それだけ大人が子どもに与える影響って大きいんだなと感じています。
大人のやりとりをマネていくうち「ここではこう言えばいいんだ」と状況が理解しやすくなってきました。少しずつですが「おもちゃを貸して」と言われたら「いいよ」と言えるまでに成長しました。
「大人がいちばんのお手本」であるのは本当だなと感じています。仕事で疲れている夫にねぎらいの言葉をかけるなど、夫への接し方を見直すきっかけにもなりました。育児は私たち親も成長させてくれるものですね。(TEXT:田中由惟)