2歳になり、活発になってきた息子が、立て続けに脱臼してしまいました。よく、脱臼は一度なるとクセになると言われているようですが、同じところを脱臼したわけでも、誰かが強く腕を引っ張ったわけでもありませんでした。今回は、1カ月で2回も脱臼したわが子の体験談をお伝えします。
初めての泣き方!様子がおかしい!
ある夜、息子がいつもと違う泣き方をしていました。息子はまだ小さく、どこかが痛むのか、苦しいのか自分では言えなかったので、どこがおかしいのか見極めるのは時間がかかりました。
右手は上がるのに左手は上がらない、上がらない左手は動かせそうなのか、触らずに観察していると、左手のどこかが痛むようだということがわかりました。これは様子がおかしいということで夜間の緊急診察へ。息子は左肘を脱臼しており、その場ですぐに処置をしてもらいました。すると、息子は痛みがなくなったのか、すぐに泣き止みました。
2回目の脱臼はすぐに病院へ
それから1カ月もたたないうちに今度は右手首を脱臼。先日の脱臼と同じく、泣き止まないのですぐにわかり、病院へ連れて行きました。
脱臼は一見腫れや赤みがみられないので、素人目ではどこが痛いのか判断がつかないように思いました。息子の場合と同様に、病院に行くと医師がすぐに処置してくれると思います。
なぜ脱臼した?自分でも治せる?
息子の場合は、どちらも誰かに引っ張られたわけではなく、強くぶつけてしまったのが原因のようでした。2歳になって活発に動くようになったからかもしれません。
痛みに対してはとにかく動かさないことが大切だと医師から聞きました。また、子どもは脱臼が治ったあとも、ショックでまだ痛いような気になってしまうこともあるようです。そのため、処置を受けたら「もう大丈夫だね!痛くないよ!」と気を紛らわせてあげました。
脱臼は大人でも何かの拍子になってしまうこともあるようです。わが子が突然の痛みで大泣きしているときは、自分で治そうとせずにすぐに病院で診てもらうといいと思います。(TEXT:山田孝子)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。