保育園の申込み時期をチェック
私の場合、9月半ばに出産予定、住んでいる地域の保育園申込が10月1日開始だったので、産んだらすぐに申請手続きを進めていく必要がありました。そのため、どの保育園を希望するかを明確にしておきたいと思い、産前に保育園の見学を進めていくことにしたのです。
翌年4月には復帰する意向を職場に伝えていたので、「絶対決めなきゃ」という焦りと、「希望の保育園に入れたい」という想いがありました。当時は新型コロナの影響で、見学を必須としない保育園も増えてきていましたが、絶対に希望の保育園に入れたい私には、保育園見学は必須事項でした。保育園見学は、妊娠後期の8カ月ごろにおこないました。
いざ申し込み!迷わず決められた
産前に保育園見学をしてよかったと思った点の1つ目は、いざ申し込むときにどの保育園にするかを迷わず判断できたということです。複数の保育園を見学してわかったのですが、「こういう保育園に預けたい」という希望がより具体的になりました。
実際に保育士さんと話をしたり、見学させてもらったりしながら、自分たちの希望を明確にしておけたことは、優先順位を決める上でもとても役に立ちました。
産後の心配事をひとつ解消できた
事前に保育園見学を済ませてよかった点2つ目は、産後の心配事をひとつ解消できたことです。私はもともと心配性で、妊娠中も「無事に生まれてきてくれるだろうか」と何かと不安が尽きない生活でした。その不安は無事に子どもが生まれれば解消されるだろうと思っていました。
ところが、いざ生まれると「ちゃんと息してるかな……」「全然おっぱい飲んでくれない……」など、ますます不安が増えていったのです。今振り返ると、精神状態がとても不安定だったので、産前でもできる保育園見学を済ませておいてよかったなと思いました。
産後はとにかく大忙し!
よかった点3つ目は、産後の自分の負担を減らせたことです。特に産後は、私にとって育児にまつわるあれこれがすべて初めての経験だったので、とにかく毎日が慌ただしく過ぎていきました。
まだ授乳感覚がつかめない、寝不足が続き冷静な判断もできない、そんなときに保育園の見学に行ったり、申込書類を準備したりという余裕は、私にはなかったのです。出産前の少し気持ちに余裕があるときだからこそ、どのような保育園なら安心して子どもを預けられるか、それをじっくり考え行動できました。
結果的に、幸いにも希望の保育園に入園することができました。最終的には、子どもが生まれてから、入園予定の保育園に2回目の見学に行きました。おかげで、仕事復帰後も安心して子どもを預けられています。もともと、要領がそれほど良いほうではないのと、心配性なので、私にとっては、産前に保育園見学を済ませておくことが安心に繋がりました。
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著者:千葉知代
1児の母。2歳の娘と夫との3人暮らし。医療事務として働く傍らライターとしても活動中。ファイナンシャルプランナーの資格を取得し、お金やライフスタイル関連の記事を執筆している。