友だちと旅行へ行くことになった私たち
私たち夫婦は大学のサークルで知り合い、結婚に至りました。そのため、サークルの元メンバーはほとんどが共通の知り合いであり、その内の何人かとは今でもよく遊んでいます。ある日、そのよく遊んでいるメンバーで旅行することになり、私たち夫婦も参加することに。
しかしある日、私の実家に用事ができ、私と夫は旅行に行くことが難しくなってしまいました。私たちはとても残念に思ったものの、用事を外すことはできなかったため、仕方なく受け入れました。
夫の不機嫌な態度に私もイライラ
私と夫が旅行に参加できなくなった原因は、私の実家の用事だったため、私がメンバーに旅行に行けなくなったことを伝えることになりました。しかし、旅行を楽しみにしていた私は、せっかく誘ってもらったのに旅行に行けなくなったことを伝えることが嫌でした。
またどうやって説明するか、その文面を考えるのも面倒だったこともあり、連絡をしないまま、ずるずると時間だけが過ぎていきました。
すると、夫が不機嫌になってきていることに気づきました。夫は滅多に怒ることがないうえに、怒ったとしても基本的には黙ることが多く、感情を言葉にしません。そのため、しばらくはなぜ夫が怒っているかがわからず、夫の不機嫌さに次第に私もイライラするようになっていきました。
ズボラな自分の態度を反省
結局私が耐えかねて夫に聞いたところ、旅行のキャンセルをまだ友人たちに連絡していない私のズボラなところに怒っていることがわかりました。このときは、旅行をキャンセルすると決定してからすでに2週間程度経っており、もう少しで宿泊場所のキャンセル料なども発生するタイミングでした。
また、旅行先ではロッジタイプの部屋を借りる予定であり、私たちがキャンセルすることで借りる部屋を変更する可能性や、移動用の車の台数なども変わる可能性がありました。だからこそ、夫はいち早く旅行のキャンセルについて連絡すべきだと言うのです。
夫の指摘で、連絡が遅いことで友人たちに迷惑をかけることになると気づいた私は、夫に謝罪し自分のだらしない態度を反省したのでした。
その後すぐに行けなくなったことを友人たちに伝えたため、キャンセル料は発生せず大きな迷惑をかけることはありませんでした。また、この出来事をきっかけに、真面目な夫のおこないを見習って、私自身も早めの行動や連絡を心がけるようになったのでした。
著者/百田
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