度重なるトラブルから、緊急帝王切開で出産することが決まったぬぴさん。
「緊急帝王切開にします。ぬぴさん、旦那さんいいですか?」
先生の言葉に泣きながら「はい」と答えるぬぴさん。
しかし、出産が終わることへの安堵感、わが子に対する罪悪感など、いろいろな感情が押し寄せたぬぴさんは号泣。
旦那さんが代わりに手術の同意書を書いてくれました。
そして、18時になると緊急帝王切開が開始!
ぬぴさんの腰には麻酔が打たれ、入念な麻酔確認が済むと、いよいよ執刀となるのでした。
一方そのころで、旦那さんはというと……!?
泣きながら電話で報告。2人とも陰ながら見守ってくれていて…
「ぬぴさん、もうすぐ産まれますよ~」
「ほら! 産まれました! おめでとうございます!」
「赤ちゃん、声が……。泣き声聞こえない……」
ぬぴさんそう言うと、
「大丈夫。背中トントンしてるからもうすぐ出るよ」と助産師さん、
すると次の瞬間、元気な産声が……!
「頑張ったね。ありがとう。お疲れ様」
ぬぴさんにやさしく話しかける旦那さん。
「そんなことないよ。キヨシがいてくれてよかった」
わが子の誕生に、2人は心から喜び合うのでした。
つらい思いをしながら、必死で痛みに耐えたぬぴさん。さらに、時には涙を流しながらぬぴさんと赤ちゃんの無事をずっと祈っていた旦那さん。最後はみんながハッピーになることができて、本当によかったなと思いました! これからも家族みんなで仲良く楽しい毎日を過ごしてくださいね。
◆「初産で帝王切開」はこれで連載終了です。短い間でしたが、ご愛読くださりありがとうございました!
監修/助産師 松田玲子
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