アキラは「裁判をする」とまで言い出し難航していたものの、ある日突然、「財産分与なし、養育費なし」という洋子の希望条件通りで、アキラが離婚を受け入れたというのです。
そのような結論を出すために、アキラの弁護士が働きかけてくれたようでした。なぜそのような働きかけをしてくれたのか、そこには家のリフォーム代支払いの件が関わっているのでは⋯⋯と洋子は過去を振り返ります。
強引すぎる自宅リフォーム、お金のアテは?
アキラが自営業を始めたころ、「心機一転、事務所兼自宅にするためのリフォームをする」とアキラが言い出します。
しかし義実家には部屋が余っている状態。リフォームする必要はありません。いくら反対してもアキラは勝手に進めてしまい、結局自宅のリフォーム代に2000万円がかかりました。ところがアキラは自営業を始めたばかりで、ローンが組めません。
「俺にいい考えがある」と提案したのは、なんと洋子の両親にお金を借りること……!
アキラは洋子の両親の前で土下座をし、無利子で1000万円を借ります。
そして母親に200万円をもらい、残りの800万円は結局洋子がキャッシュで支払うことに……。
この件を調停でアキラは、「洋子の親のお金だから、洋子が払うのが筋だ」と言っていたようです。
それに対し、「常識がなさすぎる」と怒りと悔しさでいっぱいになる洋子なのでした。
妻の親に土下座をしてまでお金を借りる夫……洋子の両親も心配になったことでしょう。そのお金を、「洋子の親のお金だから洋子が払うのが筋」と言ってしまう神経には驚きます。このお金は、きっちりアキラに返済してもらいたいところですね。
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