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「大丈夫!?」職場のストレスで症状が悪化。トイレで倒れた私を助けてくれたのは…

私はPMS(月経前症候群)や生理症状が重く、そんな生理期間中に人間関係などのストレスが重なると、体調不良になることがよくありました。それでも、市販薬を飲むことでなんとかやり過ごしていたのですが、新入社員として入社した会社でのストレスが重なって……!?

「大丈夫!?」職場のストレスで症状が悪化。トイレで倒れた私を助けてくれたのは…

 

 

職場環境がストレス

新卒で入社した職場は、大手のメーカー企業。就職氷河期にやっとの思いで内定を掴んだ就職先だったため、絶対に辞められないというプレッシャーを抱えて入社しました。

そんな私が配属されたのは、社内でも特に忙しいと言われる部署で、職場内は常に殺伐としていました。先輩たちは各自の仕事で手いっぱいで、新入社員の私を温かく迎えてくれる雰囲気はまったくありません。

 

そうした環境のせいか、私のPMSは以前よりも悪化し、体調不良に悩まされることが増えていきました。さらに、他部署の同期が私の陰口を言っている場面に遭遇してしまい、私のストレスはさらに大きくなったのです。

 

繁忙期と生理が重なって…

仕事を続けて半年が経ち、私が所属する部署は1年に1度の繁忙期を迎えました。そんな中迎えた生理期間、この日、私は朝から頭痛や倦怠感がありました。どうしても仕事に集中できなかったため、トイレで数分の休憩をとることに……。

 

すると、だんだんおなかが痛み始めたのです。「生理痛が悪化しているのかもしれない」と思い、更衣室へ鎮痛薬を取りに行こうとトイレの個室のドアを開けようとした途端……下腹部にギリギリとした鈍く強い痛みを感じました。

 

今までに感じたことのない痛みに手は震え、汗が止まらず、鏡を見なくても顔面蒼白であることがわかりました。そして、そのまま私は気を失い、トイレで倒れてしまったのです。

 

私を助けてくれたのは

10分ほど経ったころ、ドアを何度も叩く音で目が覚め、なんとかドアを開けると、立っていたのはなんと、以前私の陰口を言っていた同期でした。体調が悪そうな私に「大丈夫!?」と声をかけてくれ、更衣室まで付き添ってくれました。

 

後から話を聞くと、同期の彼女はいつも慌ただしくしている私が、トイレからなかなか戻らないことを心配して、様子を見にきてくれたそうです。彼女の陰口もストレスの原因の1つだったため、少し複雑でしたが、生理痛で倒れた私を助けてくれた彼女に今では感謝しています。

 

 

生理と職場環境のストレスが重なったことで、まさかトイレで倒れることになるとは、思いもしませんでした。私にとっては「ストレスを溜めすぎないこと」が大切なのだと、身を持って実感した出来事です。今は、人間関係の良好な職場で働き、PMSも以前と比べて落ち着いています。ですが、これ以上生理症状やPMSが悪化するようなら、病院を受診しようと思っています。

 

著者/kinkuma@
イラスト/モリナガアメ
監修/助産師 REIKO

 

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