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【イタリア在住ママの暮らし】イタリアのクリスマスは「馬小屋」を飾る?

クリスマスの時期、イタリアではクリスマスツリーも見かけますが、教会や家庭でキリストが生まれた馬小屋の模型を飾ります。華やかなクリスマスツリーと比べて、馬小屋はびっくりするほど地味なもので、自分が思い描いていたクリスマスのイメージとは異なっていました。クリスマスの時期の幼稚園の様子もご紹介します。

 

こんにちは。イタリア在住のママライター林りさです。みなさんのおうちでは、クリスマスの飾り付けをされましたか?私はイタリアで暮らしているのですが、意外にもイタリアではクリスマスツリーを飾る習慣はなかったそうです。何を飾るかというと、キリストが誕生した馬小屋を飾り、みんなでキリストの誕生を振り返ります。

 

キリスト誕生の様子を再現するプレゼーペ

 

プレゼーペは、イエス・キリストが誕生した馬小屋などを再現する模型です。なくてはならないのは、キリストの育ての父であるヨゼフ、聖母マリア、イエス・キリストです。

 

キリストの誕生を祝うために、星の光に導かれてやってきた東方の三博士も定番ですが、わが家にはまだありません。馬小屋は子どもと一緒に手作りしました。かなり素朴なものなので、初めて見る方はびっくりされるかもしれませんね。

 

物足りないなら手作りするか買い足す!

 

教会には、中世の街全体を再現した大がかりなものや、高さが1メートルはありそうな、大きな人形が飾ってあったりします。

 

家庭では、リビングのちょっとしたスペースに模型を飾ったり、大きなテーブルを丸ごと占領したりします。荒野、岩、雪などのディスプレイを手作りするのも楽しいです。

 

町全体の模型となると、町の住人が何十人もいて、パンやチーズを作る女性や職人さん、学校の子どもたちなどが売っています。

 

幼稚園では学芸会や歌の発表会がある

 

クリスマスが近付くと、幼稚園でもキリストの誕生について学んだり、プレゼーペをみんなで手作ったりします。

 

毎年、クリスマス前には学芸会や歌の発表会があります。この時期は風邪が流行っていて幼稚園をお休みしたり、あまり練習ができなかったりしますが、無事に参加できて見事なパフォーマンスをしてくれるとよろこびもひとしおです。

 

 

日本ではクリスマスになると、街のイルミネーションがキラキラと輝いて、気分もワクワクしますが、イタリアのクリスマスはどちらかというと地味な印象です。お祭りやイベントというよりは、キリストの誕生を純粋によろこんでいるということが伝わってきますよ。(TEXT:ママライター林 りさ)

 

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