長女・ハナも長男・ユウも、新しい生活や保育園にすぐ慣れてくれました。ある日、パート帰りにハナとユウをパート仲間のサヤカに会わせる予定で一緒に帰っていました。
すると、保育園の方から聞き覚えのある声が響いてきて……!?
「孫を返せ!」義母が保育園に襲来し…
「あ……あれはまさか!」
サキが保育園の門の方を見ると……
「私は祖母よ! ユウを迎えに来たのよ! 返しなさい! いるんでしょ!?」
声の主は義母でした。
「申し訳ありません。そういった質問にはお答えできません」
保育園側は引き渡さず、断ってくれました。
「ユウだけでいいのよ! 朝からいろんなところ見てきたのよ!ここにいるんでしょ!」
保育園の先生に怒鳴りつける義母。
「やっぱりお義母さんだ……私、行ってくる」
そういうサキに「待って、ちょっと隠れてて」と言うサヤカ。
「オバさん! うるさいです。子どもが驚くじゃないですか。警察呼びますよ」
義母に警察を呼ぶと警告するサヤカ。
「何よアンタ! 私は孫を迎えに来てるの!」
警告にひるまず、サヤカに言い返す義母。
「そうですか、わりました。呼びますね」
サヤカが警察を呼ぼうとすると……?
預け先の保育園を見つけ出し、「ユウを返しなさい」という義母。こんなときも“ユウだけ”というところが、義実家に戻ってもハナが悲しい思いをするということが目に見えています。
そして、義母へ「警察を呼ぶ」と言って、セクハラ店長のときと同様に助けてくれようとするサヤカ。ありがたい存在ですね……。義母は警告を受け、どうするのでしょうか……?