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狂い始めた運命の歯車…!幸せに過ごしていた施設での日々にある異変が…!? #赤ちゃんポストで産まれた子 15

「わたしは赤ちゃんポストで産まれた子」第15話。さまざまなやむを得ない理由で赤ちゃんを育てられないお母さんたち…。そんなお母さんたちが頼る希望の場所が「赤ちゃんポスト」です。これは赤ちゃんポストに預けられたことで命を繋ぐことができたみかん高校生さんのお話です。

乳児院を離れ養護施設に移ったみかん高校生さん。施設の仲良しのお友達「シミ姉ちゃん」は、みかん高校生さんにとって養護施設でできた初めての親友です。毎日一緒に絵を書いたり、かけっこしたり、一緒に過ごす時間は幸せそのものでした。ところがそんな平和な日々にある日突然事件が起こります…。

シミ姉ちゃんと幸せな毎日を過ごすみかん高校生さん。そんなある日、養護施設にベテランのK先生がやってきて…? 

平和で幸せな日常が一転! 始まりはある先生の赴任から… 

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なかなか馴染めなかった養護施設で、初めてみかん高校生さんにできた親友のシミ姉ちゃん。みかん高校生さんにとって、シミ姉ちゃんは唯一心を許せる存在だったのかもしれませんね。みかん高校生さんはシミ姉ちゃんを本当の姉のように慕い、毎日幸せな日々送っていました。 

 

ところが、そんなふたりの日常にある変化が起こり始めます。そのきっかけは、ベテランのK先生が他の養護施設から赴任してきたことでした。

 

事件は、ある日の食事の時間。ふたりがご飯を食べ終わり「ごちそうさま!」と手を合わせていたころ、嫌いな食べ物がなかなか食べられない女の子がいました。箸が進まない女の子にK先生は「はやく食べない」と一喝します。しかし、それでも女の子はどうしても食べ進めることができません。そんな女の子を見かねたK先生は「食べないなら先生が食べさせる」とポツリ。このままだと無理やりにでも食べさせる、という脅すかのような催促の仕方をしてきたのです。

 

ベテランだからこそ、苦手なことに直面している子どもには楽しく乗り越えていけるような工夫をしてあげてほしいですよね。今回のK先生の言い方は、子どもに無理強いをさせようとしているとしか感じられません…。大人からしてみれば少し我慢すればいいだけと思うだけかもしれませんが、子どもにとっては苦手なことに向き合うだけでもかなりの勇気が必要になるのではないでしょうか。大人の都合を押し付けるのではなく、子どもの気持ちに寄り添った対応をしてほしいですね。

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターみかん高校生

    女子高生でライブドアブロガー。インスタやブログで赤ちゃんポストに預けられ、養護施設で育った経験を漫画にして発信してます。

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