既読スルーが嫌いな彼
彼は、既読スルーが嫌いな人でした。そのため返信する時間がない場合は既読をつけないようにしているそうです。彼にメッセージを送ると、既読になったら、すぐに返信が返ってくるという良さはあったものの、私からすると、既読すらつかないというのは、「彼に何かあったのではないか?」と心配になり、気をもむことがよくありました。
私が送ったメッセージに対して、1日以上返信がないこともよくありました。彼は既読スルーが嫌いなあまり「未読スルー」をする人だったのです。
未読スルーが苦手な私
一方で私は、未読スルーは苦手でした。どちらかというと、メッセージを既読スルーすることはよくありました。
相手のメッセージを読んで、返信を考えているうちに、他の用事を思い出して、そっちに取り掛かってしまった結果、メッセージの返信が遅れてしまうということがよくあったのです。
私としては、相手の文章をよく読んで理解してから、丁寧に返信しているつもりだったので、既読スルーが悪いことだという考えはありませんでした。
話し合いの結果
既読スルーが苦手な彼と未読スルーが苦手な私は、考え方が違うことがわかりました。
私は、「返信は後ででもいいから、とりあえず読んで既読にしてほしい」と何度もお願いしたのですが、彼は「既読スルーは嫌だ。未読のほうがまだマシ」の一点張り。
私が「未読だと不安になるから、安心させてほしい」という理由で既読をお願いしても、彼はかたくなに意見を変えようとしませんでした。
さらに、「なぜ未読のほうがマシなの?」と聞いても、「未読のほうがいいじゃん」と理由にならない理由ばかり。私は彼の意見を聞きたくても意図がつかめないままでした。
話し合うことで解決を図ろうとしましたが、彼の歩みよらない態度、そしてはっきりとしない理由から、私は別れを決意しました。嫌なものは嫌と片付けず、理由を説明したり、自分の気持ちを言語化する大切さを学びました。
著者/nanoka22
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!