【前回のあらすじ】漫画家を目指してアートスクールに通いながら、ハンバーガー店でアルバイトをしているアイコ。同じバイト先で働く大学生の彼氏・レンタローとちょうど交際1カ月を迎えたころ、二人はバイト先で会えない日も「早く会いたいね♡」と連絡を取り合うほど、ラブラブな関係でした。この日も、バイトを終えて帰宅したアイコは……。
夜に家を抜け出して向かった先は…
バイトを終えて帰宅したアイコ。そ〜っと足音を忍ばせながら奥の部屋に進み、襖を開けて「お母さん」と呼びかけると、「アイコ、おかえり」と、弱々しい声でお母さんが答えました。
アイコのお母さんはアイコが幼いころからうつ病で、寝たきりで過ごしている日が多いのだとか。
「体調はどう? 何かいるものある?」とお母さんを気づかうアイコ。アイコにとってはこれが日常で、アートスクールに通って漫画家になる夢を追いかけながらも、しっかり働いてお金を稼ぎ、その上お母さんの世話もするのが当たり前でした。
「ごめんね……用事で少し出かけるけど、何かあったら連絡してね」
お母さんにそう言い残して家を出たアイコ。向かった先は、夜の公園でした。
そう、会う相手はもちろんレンタロー。アイコは、夜にレンタローと公園で会うのが日課となっていました。アイコの日常の中で息抜きの時間となっていたのが、レンタローとの夜の公園デートだったのです。
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