そして、その後陣痛を何回か経験しながらも、子宮口が開いていなかったため、我慢を余儀なくされていたyasucoさん。
ついに我慢の限界に達すると「ねぇ、まだ?」と助産師さんに対して、高圧的になってしまったのでした。
すると、助産師さんからは「次、陣痛が来たらいきんでいいです」と返答が!
次の瞬間、陣痛の波がまた押し寄せてきたので、yasucoさんは必死になっていきみ始めます。
すると、しばらくしてから赤ちゃんが無事に生まれてきたのでした。
しかし、喜んでいたのも束の間。ハイテンションで写真を撮ってもらっていたら、なぜか突然気持ちが悪くなってしまったのです。
助産師さんに「ちょっと安静にしましょう」と言われると、yasucoさんは2時間ほど分娩台の上で体を休めることになって……!?
「おしっこ出せそう?」の問いかけに対して素直に答えると…
出産後体調が悪くなってしまったyasucoさん。
この後の記憶はあいまいだったものの、唯一はっきりと覚えているのが、
助産師さんに導尿されたことでした。
(えっ!! いや待って!?)
心の中で全力で拒否していたyasucoさんですが、
そんなのお構いなしに、助産師さんにガウンをめくられ
導尿をされたのでした。
ツーンとした痛みに思わず言葉を失ったyasucoさん。
しかし、しばらくすると体が回復!
そして、ノートに出産の記録を綴り始めたのです。
出産の記録を書き終え、また出産を振り返って思ったのは、
お産は大変だということと、母は強くて凄いということでした。
(娘と出会えたお産の記憶は、私の宝物)
改めて、わが子に出会えた喜びを噛みしめるのでした。
娘さんが生まれる前、そして生まれてからも、痛い思いや苦しい思いをたくさんされていたyasucoさん。しかし、娘さんと出会えた喜びはそれ以上のものだったようで、その幸せを噛みしめることができて、本当によかったです。これからも家族で仲良く幸せな日々を過ごしてくださいね。
◆「3時間のお産」はこれで連載終了です。短い期間でしたが、ご愛読くださりどうもありがとうございました!
監修/助産師 松田玲子
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