そして、その後陣痛を何回か経験しながらも、子宮口が開いていなかったため、我慢を余儀なくされていたyasucoさん。
ついに我慢の限界に達すると「ねぇ、まだ?」と助産師さんに対して、高圧的になってしまったのでした。
すると、助産師さんからは「次、陣痛が来たらいきんでいいです」と返答が!
次の瞬間、陣痛の波がまた押し寄せてきたので、yasucoさんは必死になっていきみ始めます。
すると、しばらくしてから赤ちゃんが無事に生まれてきたのでした。
新しい生命の誕生を喜び合うyasucoさんと旦那さん。
助産師さんが赤ちゃんをキレイにしに行っている間、yasucoさんの目の前には先生が現れます。
何かごにょごにょと口を動かしたと思ったら、次の瞬間、突然おなかを押し始めたのです。
そして、先生はまたボソッと何かをつぶやくと、今度は裂けた部分を縫い始めたのでした。
先生の言葉が聞こえなかったyasucoさんは驚きながらも、(もっとはっきりしゃべって!!!)と心の中でつぶやくのでした。
赤ちゃんが戻ってくると、洋服を着ていて…
キレイにされ戻ってきた赤ちゃんは、
お洋服を着ていました。
yasucoさんは赤ちゃんを見ると
(本当に私から出てきたんだ……)と、思わずドキドキ!
ハイテンションで写真を撮ってもらっていたら、
なぜか突然気持ちが悪くなってしまったのです。
「血圧が高いわね。出血も多かったみたい。
ちょっと安静にしましょう」
助産師さんに言われると、部屋は暗くされ、
2時間ほど分娩台の上で体を休めることになったのでした。
生まれたわが子を抱っこして、テンションが高かったyasucoさんですが、急に体調が悪くなってしまったようで心配ですね……。ただ、yasucoさんに限らず、分娩後2時間は分娩室で休むことが多いです。yasucoさんのように具合が悪くなるケースもあるので、分娩室で経過を見ているときに体調に変化があれば、助産師さんに伝えるようにしましょう。
監修/助産師 松田玲子