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汗が止まらない!電車内も寝ているときも大汗のホットフラッシュが恥ずかしい

更年期に起こるという症状で「ホットフラッシュ」というものをよく聞いていました。ホットフラッシュは「のぼせ」「ほてり」だと思っていましたが、私は「汗が止まらなくなる」という症状が出ます。カーッと暑くなるような「のぼせ」「ほてり」はほとんどありませんが、ひたすら汗が出て止まらなくなるのです。冬でもハンカチではなくハンドタオルを2枚持ち歩くくらいずっと汗が止まらない症状に悩まされている私の体験談を紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師駒形依子 先生
産婦人科 | こまがた医院院長

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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私だけが大汗かいていて恥ずかしい

外出時に電車に乗るのに階段を駆け上がって、汗が出始めると止まらず、いつまでも汗を拭き拭き電車に乗りとても恥ずかしい思いをしています。本を読んでいると本に汗がたれたり、本を持っている手が汗で湿ったりしているので本がしなしなになってしまうという状態です。

 

家にいるときは首からタオルをかけて生活をしています。肌寒い季節になっても、仕事の仲間はみんな平気なのに私ひとりが「暑い暑い」と言っています。夏のような暑さを感じているのではなくて、ただ汗が出るのです。汗が出て、止まらなくて、汗を拭いてばかりいるので、言葉としては「暑い」としか言いようがないのです。

 

しばらくじっとして、冷たいものを飲んだりしていると、落ち着いてきますが、時間はかなりかかります。またすぐ動くと汗が出るので長い間じっとしていなければ汗はひきません。

 

婦人科などにも行ってみたけれど…

問診票と聴診器

 

夜、寝ているときも汗をかいていることもあります。夏は冷房を入れて寝ているのに汗をかいていました。でもそれ以上冷房の温度を下げると、今度は体が冷えてしまうので、設定温度は下げられません。昔は汗をあまりかかない体質だったので、間違いなく更年期だからだろうと思いました。

 

婦人科にも行ってみましたが「まあ更年期でしょうね」という診断でした。漢方を処方されましたが私にはまったく効果がなく、結局やめました。甲状腺の病気でも多くの汗をかく症状が出る場合があると言われたので、甲状腺も調べてもらいましたが異常は見つかりませんでした。

 

その他の体調不良もあり、あちこち検査もしたのですが、どこにも異常は見つからないため、どの科でも「更年期ですかね」「そういう年齢なのでしょう」と言われました。何か漢方以外に効く薬などがあればいいのですが、漢方しかすすめられませんでした。

 

対処法が見つからず、今も困っているのですが、この大汗は更年期を過ぎれば治ると信じたいです。また婦人科で相談してこようとは思っていますが、とにかく外でずっと汗を拭いているのが恥ずかしいのです。

 

 

化粧は流れ落ち、入浴後も汗が止まらず

メイク道具のイメージ

 

今年の夏は特に暑かったので、普通の人でも汗をかいていたと思うのですが、私は服の色が変わるほど汗をかいていました。半袖で満員電車に乗ると、他の人に触れてしまうので、汗をかいた腕に接触するのは相手にも不快な思いをさせてしまうので、長袖を羽織っていました。そうするとさらに暑いため、また汗をかくという、悪循環。ひどいときは着替えを持って行って、デパートのトイレで着替えました。

 

しかし、顔はどうにもできないので、汗をただ拭くしかありません。全部汗で落ちるので、お化粧なんてしていられません。片手にタオルを握りしめてしょっちゅう汗を拭いていました。秋〜冬の時期はタオル2枚で大丈夫ですが、夏場はもっと持ち歩いていました。しかも今はマスクをしなければならないので、汗を拭くのも大変です。

 

お風呂に入った後も大変です。汗を流して、すっきりしたのに、出たあとにまた汗をかくのです。またタオルで汗を拭き拭き……。本当にタオルが何枚あっても足りません。汗が目立たない色の服、吸湿速乾素材の服などを着て、できるだけ、汗臭そうな人に見えないように工夫はしています。

 

まとめ

年齢は自然のことですので、過ぎるのをただ待つしかないのかもしれません。いろいろ調べてみると、更年期の症状は「閉経後1年くらいで治まってくる人が多い」とのことでした。

 

ということはまだ閉経までしばらくかかりそうなので、この大汗もしばらく続くのでしょう。そう思うと嫌になります。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

イラスト/サトウユカ

 

 

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著者:大森美樹

独身ひとり暮らし。本業が新型コロナで大打撃を受け、さらに回復が見込めないため、Webライターを始めた。元々精神障害を抱えており、不安定な毎日を送っている。最近は年齢的に「難しいお年ごろ」(更年期的な意味で)である。親の介護もそろそろ始まるため、なんとか自立した生活を送るべく、日々勉強中。

 

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