家に帰る交通費まで貸してくれるという同僚Aに申し訳ない気持ちもありつつ、ありがたく提案を受け入れ妻に内緒で帰宅することにした勇気。同僚Aからは、浮気している前提で動く、浮気は夜のほうが可能性が高いので夜に帰宅する、家の中を見て何も異常がないことを確認するという作戦を聞き、頼もしく思った勇気。
とはいえまだ迷いはあり、「浮気なんてしているはずない」「でも、もしかしたら……」とモヤモヤした気持ちもピークに。でも、家が近づくころにはアドレナリンが出始めて……。
妻に内緒で家に帰ると…
同僚Aのアドバイスを受けて、家族には内緒で帰宅することにした勇気。
妻が浮気なんてしているわけがない、でも本当に浮気していたら? どうしたらいい……?
そんなモヤモヤした気持ちで過ごすうち、「最悪の事態を想定して行動する」という同僚Aの力強い助言を思い出し、勇気は、妻が浮気をしている前提でその事実を確認するんだ!と覚悟を決めた。
家が近づくにつれアドレナリンも出てきたのか、マイナス思考がなくなり「やってやる!」という気持ちがあふれ出る。
しかし、家の近くまで来るとある異変に気が付く。
家の明かりが消えているのだ。
まだ21時だというのに!?と大混乱の勇気。
考えてもわからないので息を殺して家に近づくと、車もない!
実家か、友だちの家か……。
そう思いつつ玄関の扉を開けると、家の中は静まり返っていた。
何が何だかわからない状況に、今度はイライラしてきた勇気はつい衝動的に妻に電話をかけてしまう。
真実を確かめようと行動した結果、家の中には浮気相手はおろか、妻も子どもたちもいない状況で……。わけもなく振り回されている感じがして、イライラしてしまうのもわかりますよね。
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