※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。
※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。
妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。赤ちゃんが確認できるであろう妊娠6週目あたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、その後の受診で「異所性妊娠」の可能性が高いことを告げられました。すぐに大病院へ搬送⇒手術となったのですが、術後の検査で「子宮外妊娠ではなく、卵巣にあったのは腫瘍だった」と判明。その後、「胞状奇胎」という病気であることが確定しました。長い通院生活を経て、ホルモン値が安定したことを機に一旦治療は終了。妊活の許可もおりました。5年間は定期的な経過観察が必要になりましたが、ようやく前に進むことができるのでした。今回は、その後のペンコさんの妊活についてお伝えします。
胞状奇胎は再発しやすいと先生に言われたわけではないのですが、その可能性がないこともなく妊活中もやはり不安は拭いきれませんでした。
出産予定日も決まった今はいつ陣痛がくるか、とソワソワする毎日です。息子は最初から妊娠をわかってくれていて「自分のおなかにも3人赤ちゃんがいるんだよ〜」と言っています(笑)
でも最近は、出産間近なのを感じてか少し寂しそうな発言を寝る前によくしているので、出産するまで、そして2人目が生まれてからもたくさん遊んでお話していきたいなあと思っています。
連載、そして報告にお付き合いくださりありがとうございました!
医師からの許可がおり、第2子の妊活をスタート。手術で卵管を1つとっているからか、排卵日の予測が難しかったそうですがある日妊娠が判明。
妊娠検査薬で陽性反応が出てこの上なくうれしいはずなのに、「またなにかあったらどうしよう……」と心配が消えません。つらい経験をしているペンコさんにとって、胎嚢や心拍が無事確認できるまでの期間は不安が拭えず、辛抱が必要な時期だったのではないでしょうか。その後、無事に心拍確認ができつわりに苦しむ日々を乗り越え、臨月まで迎えることができたようです。
妊娠したと思ったはずが卵巣に腫瘍が見つかり、小さな息子さんを抱えながらの手術・通院の日々の苦労ははかり知れません。ここまでくるのに、たくさんの気がかりがあったのだろうなと思います。つらい経験でしたが、家族と共に乗り越えたペンコさんの体験記に勇気をもらった方もいるのではないかと思います。
あとは、待望の赤ちゃんとの対面を待つばかりです。無事、元気な赤ちゃんが生まれてきますように!
※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。
ぜひチェックしてみてくださいね!
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