心配していた子どもの視力
私は幼いころから視力が悪く、就学前からメガネをかけていました。今でもお化粧するのに鏡を近づけないと見えないのでひと苦労です。学生のころはコンタクトを使っていましたが、今はメガネがラクなのであたりまえのようにつけています。
ただ、結婚して子どもが生まれると、もしかして私のように目が悪い子になるのではないかと不安でした。けれど、子どもの視力は9歳までに発達していくと言われているそうなので、生まれてすぐにはよくわかりません。
視力は問題なかったけれど…
3歳児健診ぐらいから目の検査が始まります。上の子2人は3歳児健診、就学前健診では大丈夫でした。ですが、3番目の次女は自分でまだはっきりと伝えられないこともあり、再検査を眼科に行くようにすすめられ紹介状を書いてもらいました。
そのとき行った眼科では、発達段階で視力は問題なし。ですが、就学前健診で、共同性斜視ということが判明し、それから眼科へ定期的に通うことになったのです。そして、両目でしっかりと見るようにするため、メガネをかけたほうがよいということになりました。
メガネはうれしい?
長男と長女は中学生くらいから視力が落ち始め、2人とも授業中はメガネをかけるようになりました。そして、小学生になった次女もかけることになり、すぐにメガネ屋さんへ。メガネをかけ始めた次女はなぜだかうれしそう。
私はメガネのせいで苦労したことがあったので、子どもも私と同じように嫌な思いをするのかなと、心配していました。でも、次女はおしゃれとしてメガネがかけられると思っているようで、みんなに自慢するようにかけています。
自分が苦労したころのメガネのイメージで、子どもたちに申し訳ないと思っていた私。ですが、上の子たちもメガネをかけていたこともあり、次女もうれしそうにメガネをかけてくれるのでなんだか救われました。末っ子の次男はまだ3歳でこの先どうなるかわかりませんが、できれば視力が悪くならないでほしいと願うばかりです。
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監修/助産師 松田玲子
著者:松田みさと
長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。