※これは2021年に描かれたマンガです。
突然の宣告
ふくおかさんは、10代のころから生理痛に悩まされながらも鎮痛薬を飲めば落ち着いていたため、病院へ行くこともなくそのまま放置していたと言います。この日、ふくおかさんが仕事の通勤中に感じたのは、おなかが突っ張るようなピキーンという痛み。「生理が近いのかな?」と思いながら、特に気にすることなく普段通り生活していました。
しかし、ふくおかさんは数日前にSNSで「卵巣が腫れていた」という投稿を見たことを思い出したのです。そしてその翌日、ふくおかさんを激しいおなかの痛みが襲いました。翌日、病院へ行き検査を受けると、慌てた様子の医師に「卵巣がテニスボールくらい腫れている!」と言われ、さらに「手術になるかもしれないから、大学病院へ行ってください」とのこと。突然の宣告にふくおかさんは驚いて言葉も出ません。
医師に言われた通り、すぐに大学病院へ行ったふくおかさん。そこで告げられたのは「チョコレートのう胞ですね」という病名だったのです。日本産科婦人科学会によると卵巣は通常2〜3cmほどなのだそう。しかし、このときのふくおかさんの卵巣は5〜6cmもあったそうで、通常の卵巣がどのくらいの大きさかわからなくても「テニスボールくらい腫れている」と言われると、とてもびっくりしますよね。
※チョコレート嚢胞とは、子宮内膜症が卵巣にできたものです。子宮内膜様の組織が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。
監修/助産師 松田玲子
ふくおかまこさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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