10代のころから生理痛に悩まされ、鎮痛薬を飲むことでやり過ごしていたというふくおかさん。しかし社会人として働いていたある日、激しいおなかの痛みに襲われたことで病院の受診を決意。そこで「卵巣がテニスボールくらい腫れている! すぐに大学病院に行ってください」と言われました。そして、大学病院での検査の結果「チョコレートのう胞」と告げられたのでした。
チョコレートのう胞と診断されたふくおかさん。治療として、医師に提案されたのは……!?
※これは2021年に描かれたマンガです。
大学病院で…
ホルモン剤が効かないとなると、残るは手術だけ。医師に「10〜20万円かかる」「緊急入院でおなかを切る」と言われ、当時貯金もなかったふくおかさんは、手術を決断することができませんでした。
しかし、家に帰り母に手術で悩んでいることを伝えると「なに言ってんの!」と一喝。お金が心配なら、高額医療費制度を使えば医療費を抑えられると教えてくれたのです。母と具体的な手術費用を計算し、お金の不安が軽くなったふくおかさんは手術を受ける決心をしました。
母から高額医療費制度の存在を教えてもらったことで手術を決めたふくおかさん。病気になると、心の余裕がなくなったり不安でいっぱいになったりしてしまいますが、時には周囲の声に耳を傾けることも大切かもしれません。また、いざというときに利用できる国の制度や保険など、あらかじめ把握しておくと安心ですね。
※チョコレート嚢胞とは、子宮内膜症が卵巣にできたものです。子宮内膜様の組織が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。
監修/助産師 松田玲子
ふくおかまこさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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