10代のころから生理痛に悩まされ、鎮痛薬を飲むことでやり過ごしていたというふくおかさん。大学病院での検査の結果「チョコレートのう胞」と告げられたのでした。ホルモン剤での治療を開始しましたが、半年後には卵巣の腫れはさらに大きくなっていて……。お金の不安もあり、手術に踏み切れなかったふくおかさんでしたが、母に後押しされ手術を受ける決心をしました。
そして、ついに手術日を迎えて……!?
※これは2021年に描かれたマンガです。
手術が開始して…
ふくおかさんが受けるのは腹腔鏡手術で、おへそとおなかに計4カ所の小さな穴をあけて、その穴から手術をおこないます。麻酔科の先生から手術の説明を受けているとき、専門的な内容をわかりやすく説明してくれている説明書きのマンガを見て、イラストレーターをしているふくおかさんは「絵で伝える」ことが生活にきちんと役立っているのだと改めて体感したと言います。
そして、ついに手術当日。ドラマに出てくるような手術台に横になり、医師や看護師さんに身をまかせました。麻酔が入れられて、ふくおかさんの意識は遠のいていったのです。
手術についての説明は、患者さんもしっかりと理解しておく必要がありますが、不安や緊張でいっぱいの手術前は専門的な言葉を並べて説明されるより、イラストを見て理解するほうが頭にスッと入りやすいかもしれませんね。
※チョコレート嚢胞とは、子宮内膜症が卵巣にできたものです。子宮内膜様の組織が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。
監修/助産師 松田玲子
ふくおかまこさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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