念願のテーマパーク旅行にワクワク!
大学2年生のとき、彼氏と1泊2日のデートを計画し、行き先はテーマパークに決まりました。恋人とテーマパークでデートすることが夢だった私は、その夢が叶うことにウキウキして、旅行の3カ月前から計画を立てるほど浮かれていました。
ただひとつ気がかりだったのが、生理のタイミング。私は学生のころから生理痛がひどく、生理になると腹痛や頭痛、体のだるさなどの体調不良に悩まされていました。そのため、デートと生理が被ってしまわないかとても不安だったのです。
そこで、デートの日を念のため生理予定日の2週間前に設定しました。生理痛はひどかったものの、生理周期は安定していたため「2週間前だったら問題ないだろう」と考えていたのです。
園内のトイレでまさかの生理に…
そして、待ちに待ったデート当日。幸いにも家を出る段階では生理はきておらず、計画通りのスケジュールでアトラクションやパレードを楽しみました。彼氏もテーマパークをとても楽しんでいるようで「今日デートできて本当によかった!いろいろ計画してくれてありがとうね」と笑顔でお礼を言ってくれ、私もうれしくなりました。
しかし、当日のメインイベントであるキャラクターとの写真撮影の列に並んでいたとき、おなかがチクチクと痛み出したのです。さらに、腰がズーンと重くなる感覚に襲われて……。身に覚えのある痛みに私は「もしかして生理……!?」とすぐにピーンときました。
彼氏に「トイレに行ってくる」と伝えて、近くのトイレで確認すると、案の定生理がきていたのです。
彼氏の神対応に感動…!
最悪のタイミングでしたが「せっかくの夢の国での楽しい雰囲気を壊したくない。これから一番楽しみにしていた記念撮影が待っているのに」と思った私は、彼に生理がきたことは伝えず、念のため持ってきていたナプキンを装着して何食わぬ顔で彼氏と合流しました。
しかし、キャラクターとの写真撮影の列に並んでいる最中、最初はチクチクと感じていたおなかの痛みが悪化し、次第に立っていることすらつらくなってきました。
すると、私の異変に気がついた彼氏が持っていたカイロを差し出し「おなかに当てておいて」と言ってくれたのです。どうやら彼氏は、私がおなかの痛みに苦しんでいることに気がついたようで……。「立ってるのがつらいなら俺にもたれかかっていいよ。写真を撮ったら、どこかでゆっくり休憩しよう」とも言ってくれました。
キャラクターとの写真撮影後、室内でゆっくり休憩すると、生理痛は少し治まり気持ちもラクになりました。彼氏に「実は生理がきて……」と話すと、彼は私の体調を心配してくれて、その後も私のことを気づかってくれました。生理になってしまい一時はどうなることかと思いましたが、彼氏のおかげでこの日のデートは大切な思い出になりました。
あのとき、私の異変に気がついて最善の対応を取ってくれた彼氏にはとても感謝しています。生理に理解があり、スマートに対処してくれた彼氏にさらに惚れ直した出来事です。
著者/kinkuma@
イラスト/ののぱ
監修/助産師 松田玲子
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