<「産後ヤバイ話」あらすじ>
待ちに待った赤ちゃんが生まれて幸せなはずなのに、母乳を吸わせるたびに嫌悪感があり、罪悪感を感じてしまう、みいのさん。産後、心身ともにボロボロだったみいのさんは、「母親失格なのでは……?」と悩んでしまい……。
「せっかく赤ちゃんが来てくれたのに…」と悩み、苦しむ日々
母乳をあげるときの吸われる感覚に不快感があった。
「みんな産後も楽しそうなのに、私だけ赤ちゃんのこと、喜べない」と周りの人と自分を比べて「私はできない」と落ち込み、どんどん深いところへ落ちていった。
次第に赤ちゃんと2人きりでいるのも怖くなり……。
吸われる感覚が嫌で、できれば母乳をあげたくないと考える、みいのさん。しかし、助産師さんからの言葉を思い出し、「絶対に母乳をあげないといけないんだ」と思いながら赤ちゃんに母乳をあげていました。
インターネットで検索すると、原因が判明!?
「なんでこんなに吸われる感覚が嫌なんだろう……」と思い、インターネットで調べてみると……。
自分が悪くて、嫌悪感があったのではなく、生理現象なのだとわかった、みいのさん。同じ症状を持つ人がいるんだと思えるだけで、少し安心しますよね。
これらのみいのさんが感じた症状に、読者からさまざまな声が寄せられました。
「私も同じだった!」と読者からの声続出!
●私は、気持ち悪さや体の暑さを感じて不快感がでます。(中略)不調や寝不足からイライラもするので、夜中主人が寝ているとトゲトゲしてしまうこともあります。追加でミルクを与えているときでも症状があるので、姿勢や肩こり、寝不足の影響かなと思いますが、もしかしたらD-MERの可能性もあるのかな?と感じました。
●わたしも多分これの強い一人です。(診断された訳ではないですが)
今2人子どもがいますが上の子のときから吸われるとすごく嫌な気持ちになり、引き離したくなり、「吸われるときだけこの子が嫌い。」で心が埋め尽くされてしまいました。終わるとまたかわいい愛おしいに戻るのですが。
途中で耐えきれず3カ月で育児用ミルクに変えました。そんな感じだったので2人目のときも無理だろうと思っていたのですが案の定入院中から断念。
搾乳をしてはあげていましたがそのうち1カ月ほどで育児用ミルクに変わりました。母乳の方が愛情が生まれるといいますが、育児用ミルクだから愛情がないことは絶対にありません。(中略)気を抜いてこれでもいいやと自分の気持ちが楽になる方法をみつけれたらいいですね。
●私も1人目は同じ感じでした。いけないと思いつつ、でも少しはあげなきゃという気持ちから、テレビ見ながらあげていました。「しんどいーと泣きながらあげたことも……」。結局そんな想いが影響したのか母乳はどんどん出なくなっていき、完ミに移行しました。その後、2人目を妊娠し「またあのつらい時間が待っているのか……」と憂鬱に思っていました。ところが、いざ母乳あげてみると苦痛じゃないんです。寝不足はつらいのですが、あげている間の苦痛はまったく感じません。本当に不思議なものです。
●ネットの検索は、記事の真偽や、自分の性格や状況によって良くも悪くもなる可能性はあると思いますが、特にマイナス感情に対して「あぁ、自分だけじゃないんだ」っていう安心感が得られるのは大きいなと思います。
先輩ママからの当時の気持ちなどを、コメント欄にたくさんいただきました。嫌悪感があったとしても、それは赤ちゃんに対してではなく、生理的なもの。もともと産後などはメンタルのバランスが不安定な時期ですが、自分のせいではなく、生理現象なんだと思えるだけでも、心が軽くなりますよね。
育児中の悩みを1つ解決した、みいのさん。このあともさまざまな育児中の悩みにぶつかるのですが、それもひとつずつ、みいのさんなりに解決していきます。
『産後ヤバイ話』ベビーカレンダーでは完結しているお話なので、一気読みが可能です!
ぜひ読んで、皆さんのご意見も聞かせてくださいね!