フリマで不要品を売るのが好きな私
私はネットのフリーマーケットで不要品を出品するのが好きです。先日、出品した物が売れたので、商品を梱包してコンビニから発送できるよう準備していました。そのときちょうど、夫がひとりで外出しようと玄関にやってきたのです。
そこで、私は「出かけるの? もしよかったらコンビニに立ち寄って商品を発送してくれない?」と夫に依頼しました。コンビニでの発送作業はそこまで難しくないので、快く引き受けてくれるかと思いきや……夫から返ってきた答えはまさかのノー! 私はびっくりしてしまいました。
夫に再度お願いしてみると…
まさか夫に断られるとは思わず、とても驚いた私。夫に「え、なんでダメなの?」とたずねてみると、「面倒臭いから」とのこと。この答えを聞いた私は、さらにびっくりしてしまいました。
発送の手続きは難しいものではなく時間もかからないと伝え、実際の発送手順をていねいに説明したあと、私はもう一度「やっぱりダメかな?」と夫にお願いしてみました。すると、夫はしぶしぶ品物を手に取り、コンビニで発送することを承諾してくれたのです。
夫が発送の手伝いを嫌がる理由は?
夫が家を出てから、私はなぜ夫がそこまで嫌がるのか考えてみました。そして、夫は発送を手伝う上でのメリットを感じていないのではないか、との結論に至ったのです。
私は、不要品を売ったお金を家計の足しにしています。そのため、夫が発送を手伝ってくれることは、結果的に家計ないしは家族のためになっているのです。その点がうまく夫には伝わっていなかったんだろうと考えた私は、夫が帰宅してから、改めて発送を手伝ってくれるメリットを説明しました。それがよかったのかどうかわかりませんが、その後は私が発送の依頼をすると、夫は快く引き受けてくれるようになりました。
相手に何かお願いするときには、自分のメリットばかり考えがちです。しかし、お願いをきいてくれる相手にもメリットがあることをしっかり伝えておくと、相手も前向きに行動してくれるのだなと学びました。今後は、より良好な夫婦関係を築いていくためにも、「説明しなくても自分の意図は相手に伝わっているだろう」とは考えず、自分の考えを言葉でていねいに伝えていきたいと思います。
著者/nanoka22
作画/霜月いく
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