夫は家事や育児が得意
夫はとても家事育児に積極的で、私が仕事のときは娘たちのお世話や家事をひとりで難なくこなします。子どもたちは4歳、3歳、1歳とまだ手がかかる年齢ですが、3人を連れてのお出かけもお手のもの! 先日は、私が仕事の日に私のママ友と一緒に子どもたちを連れてみかん狩りに行っていました。
子どもたちと公園に行くと、洋服が思いっきり汚れてしまうようなダイナミックな遊び方をしているそうで、私とのお出かけではできないことを夫が一緒にやってくれて、子どもたちはとても楽しそうにしています。洋服が汚れたら、洗濯まできちんとしてくれるため、私としては大助かりなのです。
家に帰ってびっくり!
そんなある日、夫に「たまにはのんびりしてきていいよ」と言われ、私は夫に子どもたちのお世話をお願いし、自分の時間を満喫して家に帰りました。すると、帰宅後やろうとしていた家事や育児がすべて終わっていたのです。
3人の子どもたちの夜ごはん、お風呂、洗濯を済ませ、「ごはん、できてるよ」と私のぶんの夜ごはんまで作ってくれていました。感激した私は「本当にいつもありがとう!」と夫に伝えました。しかし夫から返ってきた言葉は「こんなの余裕だし!」という言葉。
そのとき、私は夫の「余裕」という言葉が引っかかりました。もちろん夫にとても感謝しているのですが、モヤモヤして複雑な心境になってしまったのです。
複雑な心境に
その後、なぜ私は夫の言葉にモヤモヤしてしまったのか考えました。その結果、私は「本当に大変だった」「疲れた」「毎日よくやってくれてるよ」という言葉を聞きたかったのかもしれない……と気がつきました。
夫に悪気はなかったものの、「こんなの余裕」と言われたことで「私が毎日やっている家事や育児は大したことないことないってこと?」「大変だと思っているのは私だけ?」と、普段の頑張りを否定されたように感じてしまったのです。
夫にそれを話すと「子どもたちはママにはわがままを言うことがあるけれど、僕にはあまり言わないから、怒ることも少ないんだと思う」「大変さの度合いはママとパパではきっと違うよね」と言ってくれました。
夫と結婚する前、家事や育児に協力的ではない夫だったら、きっとイライラしてしまうだろうなと思っていました。しかし、家事や育児をそつなくこなしてしまう夫に対しても少しだけモヤモヤした出来事です。それでも、夫にはとても感謝しているので、あのときイライラしてしまって悪かったな、と今は反省しています。
著者/Sugar111 佐藤 幸代
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