こんにちは。ママライターの佐藤茉穂です。妊娠中、さまざまな体の変化により、つらい思いをされた方、今現在つらい思いをされている妊婦さんがたくさんいるなか、私はそこまで大きな体調の変化もなく、快適に妊娠生活を送っていました。
しかし、そんな私が唯一悩まされていたのが便秘です。そこで、私の便秘にまつわる体験談をお伝えします。
まだ3日目だから大丈夫!と思っていた
毎日が二日酔いのような具合の悪さになると聞き恐れていたつわりもなく、胎児の成長も順調で、私は平穏な妊娠生活を過ごしていました。妊娠後期に入ると、おなかの大きさもだいぶ目立つようになり、立ち上がりや横になる動作がだんだんとつらくなってきたころです。
それまでは毎日排便をしていたのですが、ある日から3日、便が出ていないことに気付きました。このときはさほど気に留めていませんでしたが、5日目になるとおなかの痛みが強くなり、歩くだけでもつらくなってしまいました。
6日目、今までにない腹痛!
痛みが増し、便は溜まっていく一方で、薬局に便秘薬を買いに行きました。しかし、妊婦が服用できる便秘薬はなく、何も買わずに帰宅。
便秘6日目、朝起きると立ち上がるだけでおなかが痛い!すぐトイレに駆け込むもやっぱり出ない便……。夫と一緒に朝いちばんで病院へ向かいましたが、おなかが痛くて思うように歩けません。苦労して病院に着き、座薬をもらい、これからもっと痛い思いをするとは知らない私は必死に歩いて帰りました。
便秘で動けず、救急車で運ばれた!
帰宅して、夫に座薬を挿してもらうとすぐに猛烈な便意と腹痛に襲われ、その場で身動きすら取れなくなってしまいました。あまりの痛みに夫に救急車を呼んでもらい、またもや病院へ。
病院の個室トイレで、助産師さんに人生で初めての浣腸をしてもらいました。そのときは、恥ずかしさや緊張どころではなく浣腸も痛すぎて絶叫!無事に便は出ましたが、出産の次に痛い思いをした経験となりました。
便秘がこんなにもつらいものだとは知りませんでした。妊娠中はトイレで力むとおなかの子が出てきそう、なんて思ってなかなか力めないんですよね。もし、便秘でお悩みの妊婦さんがいたら、早めにかかりつけ医に相談することをおすすめします。(TEXT:ママライター佐藤茉穂)