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「憎いあなたを見守っていく」わだかまりが解けることは叶わなかったけれど #うちの子は絶対に盗んでません 最終話

【うちの子は絶対に盗んでません 最終話】近所に住む放置子のA子ちゃんがわが子の帽子をA子ちゃんが盗んでいたことが明るみになって以来、A子ちゃんに注意したうえで出入り禁止に。それから半年後、A子ちゃんが再びわが家を出入りするようになった途端、再びお金がなくなり始めます。すぐにA子ちゃんのママから返金を受けたものの、その後のA子ちゃん親子の態度が急変。一方的に加害者のような扱いを受けることに。A子ちゃんママと辛抱強く向き合おうとしますが、心身に支障をきたしたことでやり取りを断つことに。それから数年が経ったころのお話。

 

一時は「自分の子どもが盗んだ」と認めていたのにもかかわらず、その説明責任を果たさずに自分の主張だけを一方的に押し付けてくるA子ちゃんママ。盗まれたのは返された1万円では済まず、数十万におよんでいる可能性があるA子ちゃん。そんな自分の子どもにきちんと話を聞くこともせず、「証拠がない」「自己責任」という言葉を放ってきます。しまいには、一つひとつの質問に詳細に回答しているこっとんさんに対し、こちらが求める質問については答えてくれないまま、数年の月日が流れました。

 

A子ちゃん親子が憎い。でも…

うちの子は絶対に盗んでません 52

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うちの子は絶対に盗んでません 52

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A子ちゃんママとの話し合いは平行線のまま、A子ちゃんが家に出入りしなくなってから3年が経ちました。案の定、それ以来はお金がなくなったと感じることは一度もなかったと言います。
 

当のA子ちゃんはというと、学校で「盗む子」と噂になっていました。その話を受け、こっとんさんは盗み癖のある子や放置子についての資料をA子ちゃんママに届けます。子どもとちゃんと向き合ってほしい――。そんなこっとんさんの願いが込められていました。そこには強い憎しみの裏に、最後までA子ちゃんを想う気持ちがありました。

 

長い間、A子ちゃんの成長を見守り、A子ちゃんママとの和解に向けて奔走してきたこっとんさん。今でも、ふとA子ちゃん親子のことを思い出すと言います。わだかまりが解けることは叶わなかったものの、わが子のように接してきた時間は本物だったのだと思わずにはいられません。

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターこっとん

    3人の子どもの母親です。メンタル豆腐すぎて、イラストが得意な訳でもないのに助けを求めてマンガを描いちゃったタイプ。

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