フクちゃんの沐浴を無事に終えた夫。しかし、へー子さんは夫が助けてくれるたびに妙な罪悪感を感じてしまっていました。
そんな中、義両親がへー子さんの家にやって来たのです。
義母は何かと世話を焼いてくれて、へー子さんは人がいる騒がしさと頼もしさで安心感を覚えました。
そして、義両親が家にいる間に、沐浴の仕方を教わりました。義母は沐浴がじょうずだったのです。へー子さん夫婦は動画を撮って、沐浴のときに大事なポイントをメモ。
そんなこんなで、あっという間に義両親が帰る日がやってきてしまいました。さらに、夫の育休も残りわずかになっていたのです……。
昨日買った物全部食べたの!?
義両親が帰ったあとも、積極的に家事・育児をやってくれた夫。
へー子さんは感謝の気持ちと同時に、夫の育休が終わりワンオペになったときのことを考えると不安になってしまいます。
「なんとかなる」と自分に言い聞かせても心の不安は体に現れ始め、へー子さんは毎日2〜3袋のスティックパンを食べるように。
そして、ついに夫の育休終了日がやってきて、へー子さんのワンオペ育児が始まったのでした。
◇ ◇ ◇
「誰かに助けを求めること」は決して悪いことでも、ダメなことではありません。シッター代の捻出が厳しいのであれば、自治体に問い合わせて公共の産後サービスなどを受けるなども一案です。へー子さんも肩の力を抜いてじょうずに周りに頼れるようになると良さそうですね。
監修/助産師 松田玲子