ろくちゃんとナナちゃんのママが一緒に帰ったのを、自宅の窓から見ていたジロウ君ママ。後日「ろくちゃんママを家に呼んだの?」と、ナナちゃんママに詰め寄ります。ろくちゃんママが良い感じに説明をしてくれましたが、ジロウ君ママは急に「私はナナちゃんママと仲良し」アピールを始めました。人の家の自慢話をし、「家に行きたい」攻撃も再燃しましたが、小学生のお姉ちゃんが帰ってくるからと、自分から話を切り上げてくれました。疲れ果てるナナちゃんママの背中に向けられる、ジロウ君ママの気になる視線……。
大丈夫?
「あの……、ちょっとジロウ君ママのことで……、ナナちゃんママ大丈夫?」と、ろくちゃんママがこっそり話しかけました。
「えっ……」ナナちゃんママが、いきなりのことで戸惑っていると、ろくちゃんママは続けて。
実は、「以前からジロウ君ママのことを知っていた」と言う、ろくちゃんママ。
近所のママ友が、ジロウ君のお姉ちゃんと同級生で、幼稚園も同じだったそうです。
幼稚園が決まったときに「もしかしてあの人と同じ幼稚園?気をつけた方が良いよ。あの人異常だったから」とママ友に言われたけど、当事者ではないので、人に話したことはなかったというろくちゃんママ。
ジロウ君ママは、お姉ちゃんのママ友にも異常だと思われていたようです。お姉ちゃんのときにどんなことがあったのか気になりますが、ナナちゃんママが大変なことに気づいてくれる人がいて良かったですね。ジロウ君ママがナナちゃんママの助けになってくれることを願っています。