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「がんかもしれない」しこりを検査。サイズが大きく“切る” 可能性も出てきて… #胸の腫瘍 2

【胸の腫瘍(良性)を取った話 第2話】2児の母であり、漫画家として活躍するはるたけめぐみさん。ある日の入浴時に乳房のセルフチェックを行うと、今まではなかったはずの“しこり”があることに気づきます。しばらく乳がん検診を受けていなかったはるたけさん。しこりが気になり婦人科に向かうと……?!

【あらすじ】入浴時のセルフチェックで胸にしこりがあることに気づいたはるたけさん。今まで気づかなかったことが信じられないほどのサイズ感で、慌てて婦人科を受診しました。

 

このしこり、やっぱり“がん”なの?!

 

「がんかもしれない」しこりを検査。サイズが大きく“切る” 可能性も出てきて… #胸の腫瘍 2

「がんかもしれない」しこりを検査。サイズが大きく“切る” 可能性も出てきて… #胸の腫瘍 2

 

※乳房のしこりを調べるために、まずマンモグラフィーや超音波検査などの精密検査を行います。画像診断で「乳がんの疑いあり」と判定された場合、しこりに針を刺して組織を切り取り顕微鏡で観察する「針生検」を行います。

 

 

「がんかもしれない」しこりを検査。サイズが大きく“切る” 可能性も出てきて… #胸の腫瘍 2

 

※乳房葉状腫瘍とは:乳腺腫瘍の一種。良性であることがほとんどですが、悪性の場合は全身に転移する可能性があります。初期の状態は、線維腺腫とよく似ているため区別しにくいですが、葉状腫瘍は急速に巨大化する特徴があるので切除手術が必須です。

 


胸にしこりがあることに気づいた翌日、婦人科を受診し詳しく検査をしてもらったはるたけさん。超音波検査でしこりを確認したあと、しこりに針を刺し組織を切り取って詳しく調べる針生検も行いました。

 

 

一通りの検査を終え、先生からは「がんではないとは言い切れないけれど“葉状腫瘍”である可能性が高い」という診断が……。“葉状腫瘍”は良性であることがほとんどですが、増大するスピードが速い特徴があります。そして、はるたけさんの場合はすでにサイズが大きいこともあり、良性の葉状腫瘍であっても切除手術が必須であることがわかりました。

 

 

先生からのお話を冷静に受け止めるはるたけさんですが、想像以上に大事になってしまったことから、改めて定期検診の受けなかったことを悔やむのでした。

 

 

 

医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長)

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

 

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    マンガ家・イラストレーターはるたけめぐみ

    バイクとバスケとSF好きな漫画家。

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