まさかの事態に…!?
星田つまみさんは、病室に来た医師から「常位胎盤早期剥離(妊娠中、または分娩時に胎児が出てくる前に胎盤がはがれてしまうこと)」と告げられ、緊急で帝王切開をすることに。
手術の準備中に必死にいきみ逃しをしていた星田つまみさんでしたが、おまたに違和感を覚えます……。
※こちらはイメージです。側管注射(点滴剤や薬剤を注入すること)は、メインの点滴につながれている三方活栓(2種類までの薬剤の混入をおこなう器具)からおこないます。
おまたに違和感を覚えた、星田つまみさん。
それは、赤ちゃんではないものでした。
なぐめてくれる看護師さんたちに恥ずかしさを感じているとき、実母は夫に連絡。
実母は、6年前の星田つまみさんの長男出産時と同じことを繰り返し、夫ではなく、夫の母親に電話をかけていました。
そして、そのころの星田つまみさんは麻酔が効いて、陣痛の痛みから解放されていましたが、麻酔や点滴などが体に入った途端、体が震え始めました。
◇ ◇ ◇
星田つまみさんのように出産前に排便してしまうのはよくあることなのだとか。
しかしそれは経腟分娩(産道を通ってきた赤ちゃんを産むこと)の話で、今回のケースとは排便の機序が異なるのだそう。
経腟分娩の際は、「赤ちゃんの頭が下がってくるときに直腸に便があれば押し出されてくる」ことで排便するらしいのですが、助産師さんによれば星田つまみさんの場合は、麻酔によって肛門括約筋(肛門周辺の筋肉)が弛緩して排便に至ってしまったのではないかということです。
また、出産時の排便に関して、気にしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、助産師さんは気にしていていないとのことでした。
このような、助産師さんからの声を聞けると少し安心できますよね。
監修/助産師 松田玲子