代謝が良くなり冷え性が改善
これまでも何度かヨガに挑戦したものの、継続できたことがなかった私。その理由は、「激しい動きではないため、運動している実感がない」というものでした。
ですがアラフィフで再開したヨガは、緩やかゆえにコロナ禍でなまった私の体にはちょうど良い運動でした。激しく汗をかいたり、強い筋肉痛になったりはしません。ですがインナーマッスルをじっくり使う動きが多いため、知らず知らずのうちに代謝がアップしているようです。
夏に再開したヨガを冬まで続けて気が付いたのは、「この冬は末端が冷えていない!」という事実。例年、少しでも寒くなると着込んだり分厚い靴下をはいたりしていた冷えに弱かった私が、比較的薄着でも靴下なしでも、そこまでの冷えに悩まされることなく過ごしています。ヨガを継続したことによる代謝アップを実感しました。
柔軟性がアップし姿勢が改善
知り合いにヨガをしていると言うと「もともと体が柔らかいんでしょう?」と言われることが多いのですが、まったくそんなことはありません。学生時代から体は硬く、柔軟運動も苦手でした。ヨガも難しいポーズだとできないことも多いのですが、とにかく無理をせず、細く長く続けることを目標に、週4日の継続を目標にしてリスタートしました。
あるときヨガの先生が、「私はヨガをして身長が伸びたんです。関節が柔軟になり、広がりやすくなったのが理由だと思います」とおっしゃっていて、「そんなこともあるのか」と聞いていました。ですがヨガを再開してしばらくたってから、久しぶりに会った知人に「あれ、背が伸びた?」と言われてハッとしました。きっと体や関節の柔軟性が高まり、姿勢が改善して背筋が伸びたことが原因かなと感じました。
たしかに以前はできなかった前屈も、今は床に手のひらが付くようになっています。継続することでアラフィフでも柔軟性が身に付くのだと実感しました。
精神的な落ち着きも得られるように
最も意外だった副産物は、ヨガを継続しておこなうようになってから、精神的な落ち着きが得られるようになったことです。以前の私はちょっとしたことにもクヨクヨと悩みがちで、過去を振り返って落ち込んだり、未来を想像して不安になったり……ということを繰り返していました。悩み過ぎて不眠に苦しんだ時期もありました。
ヨガを始めた最初のころも、ヨガの前後にゆっくり深呼吸して軽い瞑想(めいそう)をする時間が苦手で、ついいろいろな考えが頭を巡ってしまうこともありました。ですが継続しているうちに、自分の内部と向き合うことにも少しずつ慣れてきたようで、「そのときそのときの自分の感覚を受け止める」ことができるようになってきました。
これがどうやら精神的なトレーニングにもなっているようで、普段もそれほどクヨクヨ悩まず、落ち着いて自分に向き合うことができるようになってきた気がします。
まとめ
もともとは、細く長く続けられる運動として再開したオンラインヨガ。まさか冷え性改善、姿勢改善、精神的な落ち着きも得られることになるとは思ってもみませんでした。若いころは敬遠しがちだったヨガも、アラフィフの自分にはちょうど合っていたようです。
さまざまな不調に悩まされがちなアラフィフですが、心も体も健康でいるためのサポート手段の一つとして、これからも無理のないペースで、細く長くヨガとお付き合いしていけたらと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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著者:まっちゃ
40歳で再び独身に戻った、バツ2シングルマザー。30代まではボディラインにも肌にも自信あり。40代初期はプロポーションを褒められたり、そこそこモテたりでいい気になっていたが、40代半ばになり加齢の現実を徐々に目の当たりにしている最中。