ミーちゃんは、自分のことを見てくれない母親ではなく、自分にまっすぐ向き合ってくれる雅也くんママが自分にとっての「ママ」だと訴えます。
そんなある日、泣きながら帰ってきた息子の雅也。心配した雅也くんママが理由を尋ねます。
だれがそんなデタラメを…
「本当はね、女の子が欲しかったんだって。雅也はいらなくて、ミーが可愛いんだって。」
ミーちゃんは雅也くんにそんなことを言ったそう。
もちろんそんな事実はなく、雅也くんママも全力で否定します。雅也くんママからの説明で、ようやく落ち着きを取り戻した雅也くん。
ところが、ミーちゃんの雅也くんへのいじわるは徐々にエスカレートしていきます。上履きが無くなったり教科書で叩かれたり、雅也くんは毎日のようにいじわるされている様子。
それでも何事もなかったように家に遊びに来るミーちゃんに雅也くんママは、雅也くんへいじわるしていることを直接問いただします。
当然ミーちゃんは否定しますが、「私は雅也のママだから、雅也を信じようと思う。」とミーちゃんに告げます。
雅也くんママは学校にも相談することに。ミーちゃんの嘘は目撃していた生徒によって、きちんと先生に報告されていました。
「私のほうでもちょっと様子を見てみます。」と雅也くんママに約束する先生でした……。
ついにミーちゃんの敵意の矛先は、雅也くんに向かってしまいました。
雅也くんがうらやましい、という嫉妬からの行動なのかもしれませんが、少しやりすぎているのでは? と感じる部分もありますね。
しかし、雅也くんが勇気をもってママに相談してくれたことで事実が明らかになり、学校側へ解決への協力を仰ぐこともできました。自分が嫌なことをされていると思うと引け目を感じで話づらくなってしまうかもしれませんが、雅也くんと雅也くんママはなんでも話せる良好な親子関係が築けていたようですね。
この先も、雅也くんママにはしっかりと雅也くんを支え、守っていってあげてほしいと願います。
もっちさんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。