2度目の腸閉塞〜不安な日々〜
数年前、子宮体がんと腸閉塞で2度の手術を受けたはなうたねこさん。それから長い月日が経過したある日、なんと再び小腸がねじれて腸閉塞を発症し、人生で3度目となる腹部の手術を受けました。
そして退院から5日後、まだ本調子ではない中で職場復帰を果たし……。
退院から5日後に職場復帰を果たした、はなうたねこさん。
まだ本調子とはいかず、手術後からおなかにうまく力が入らないため、前回や前々回の手術後と同じように、腹帯を巻いて出勤しました。
その日は、復帰初日にもかかわらず業務がてんこ盛り。朝から夜までフル稼働で仕事をこなします。
本当はもっと休んでいたいところですが、治療費や生活のことを思うと休んでもいられません。
後日、退院後の経過観察のため、病院を訪れたはなうたねこさん。
血液検査やレントゲンを受けた結果、「異常なしですね」と言われてひとまず安堵。
しかし、医師は「小腸同士の癒着が残っているので、いつまた腸閉塞になってもおかしくありません」と言うのです。
その後の生活では、医師の言葉がずっと頭の中に残っているため、胃が痛くなるたびに「もしかしてまた腸閉塞!?」と不安になるように。
加えて、子宮体がんが転移するおそれもあるので、頭痛がすると「まさか、脳に転移した!?」、腹痛があると「もしや……大腸に転移した!?」と、不安はつきません。
結果的にはただの頭痛や腹痛だったのですが、どこか痛くなるとどうしても不安になってしまうのです。
不安にかられたときは、心の中で自分にエールを送ったり……
音楽を聴いたり、おいしい物を食べたり、散歩をしたり、友人と会ったりして、心の中が不安で支配されないように気分転換するのだとか。
人生が終わりを迎えるその日まで、不安に振り回されながら過ごすのか、好きなことをして過ごすのか。できることなら、はなうたねこさんのように毎日を楽しく有意義に過ごし、後悔のない人生を生きたいものですね。
監修/助産師 松田玲子
はなうたねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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