こんにちは。ママライターの田中由惟です。お友だちと遊ぶ機会の増える2歳前後。せっかく児童館へ連れて行っても、人見知りでお友だちと遊べないなど、さまざまな悩みがありました。今回はわが家の体験を通じ、お友だちと遊ぶ際に直面した悩み別の対処法をお伝えします。
人見知りでお友だちを遊べない……
児童館には同年齢のお友だちがたくさん。「一緒に遊んだら?」と促すのですが嫌がって行こうとしません。私に引っ付いたまま離れないこともしばしば。
無理にお友だちのところへ連れて行くと逆効果だったため、子どものペースを見守るようにしました。
また、私自身が周りのお友だちと一緒に遊んでいると、わが子が歩み寄ってくることも。諦めず児童館へ通い続けた結果、だいぶ人に慣れてきました。
お友だちにたたかれた場合
児童館で1歳上のお兄ちゃんが積み上げたブロックを2歳のわが子が崩してしまったことがありました。お兄ちゃんはわが子の頭を「バチン」と1発。
お兄ちゃんの気持ちも分かりますが、わが子がたたかれると切ない気持ちになりますね。でも自分の身を守る練習でもあります。
こうした場面に直面したとき、「痛いからやめて」と相手に言葉で伝えることを教えています。また、つらかったら「ママのところへ逃げてきてもいいんだよ」とも。
おもちゃをお友だちに貸すことができない
わが子がおもちゃを独り占めしていると、まず言ってしまうのが「貸してあげなさい」です。これでスムーズに聞いてくれた試しはありません。
そこでまず最初に「気に入ってるんだよね」など、子どもの気持ちに寄り添うことにしてみました。次に「お友だちも遊びたいんだって。どうする?」と聞くように。自分の気持ちを認められたことで、おもちゃを相手に渡せることが増えてきました。
2歳前後の子どもはお友だちと遊ぶスタート地点に立ったばかり。トラブルがあって当たり前ですよね。ヒヤヒヤする場面もあってママを困らせることもありますが、こうした経験が人と関わる土台に繋がっていくと感じています。(TEXT:ママライター田中由惟)