こんにちは。ママライターの田中由惟です。おままごとや読み聞かせなど、ふだん何気なく遊んでいることも、お友だちとなかよく遊ぶ能力に繋がっているそうです。今回は保育士さんから聞いた「お友だちとなかよく遊ぶ力が育つ」おすすめの遊び3つをご紹介します。
「どっちにする?」で表現力アップ
自宅にあるもので「どっちにする?遊び」が楽しめます。たとえばアンパンマンとバイキンマンボールを用意するとします。「どっちがほしい?」と聞いて子どもに決めさせて遊びます。
子ども自身が選択する経験は、自分の気持ちに気付くきっかけになるそうです。そしてお友だちに自分の気持ちを伝える能力にも繋がるとか。いろいろなことを親が一方的に決めることが多かったので、こうした経験も必要だなと感じました。
人とのやりとりを学ぶ「ごっこ遊び」
男女問わず「ごっこ遊び」って好きですよね。わが子も2歳ごろからおままごとに夢中。思い切っておもちゃのキッチンも購入しました。
「なにが食べたいですか?」を聞いてくるわが子。「じゃあハンバーグください」と応答すると、「お待たせしました」と言ってハンバーグを持って来てくれます。こうしたごく普通のやりとりが応答力を伸ばし、お友だちと遊ぶときにも役立つそうです。
「お歌」や「読み聞かせ」で言葉を増やす
2歳前後の子どもは語彙が少ないため、気持ちをうまく伝えられず、お友だちとケンカに発展することも。少しでも言葉の数が増えると、お友だちへ気持ちを伝えやすくなりますよね。そこでおすすめなのが「お歌」や「読み聞かせ」です。
わが家では1日のうち10分だけでも読み聞かせをする時間を作るように意識しました。個人的にいちばん効果があったと感じたのは「お歌」です。歌ったり聞いたりするだけで、自然と言葉を覚えていることに驚きました。
これから人と上手に関わっていけるのか。そう心配になったこともありました。でも、いずれ経験する集団生活。そこで身につくこともあると思います。必要以上に気にせず、親として今できることをしてあげたいですね。(TEXT:ママライター田中由惟)