【あらすじ】慢性的な鼻炎に悩むもいもいさんは市販の点鼻薬を常用していました。鼻づまりがすぐに改善され重宝していたのですが、使いすぎが原因であるときから鼻づまり症状が悪化。日常生活や仕事にも支障をきたす状況に頭を抱えたもいもいさんは、耳鼻科で鼻粘膜レーザー治療を受けます。
しかし、効果を感じられず失敗……。数カ月後に別の耳鼻科で再度、鼻粘膜レーザー治療を受けられるか相談しに行きました。
不安もゼロではないけれど…
職場でおすすめされた耳鼻科を受診し、現在の症状について、そしてもう一度鼻粘膜レーザー治療を受けられるのか相談しました。すると医師からは「鼻粘膜の奥までレーザーを照射するので、効果は期待していいと思います」と心強い言葉が返ってきました。そして再度、鼻粘膜レーザー治療を受けることを決意したのです。
一度目が失敗していることもあり、「ついにこれで鼻づまりから解放される!」と期待が高まりつつも、治療への不安もゼロではありません。麻酔をした上でレーザーを照射するとはいえ、“鼻粘膜を焼く”というのは少し怖いですよね。
監修/高島雅之先生(たかしま耳鼻咽喉科院長)
※鼻粘膜レーザー治療とは:鼻粘膜にレーザー光線を照射する治療のことです。粘膜の表面を焼灼し変性させることにより、主に鼻づまりの軽減が期待できます。一般的に効果が1〜2年ほど続くと言われており、花粉症やアレルギー性鼻炎に対し適応となります。花粉症に対しレーザー治療を行う際は、焼灼後の創部が改善し効果が発現するまでに少なくとも1ヶ月は想定されるので、前年の秋までに治療を終了することが必要です。なお麻酔薬や抗生剤の使用・焼灼部の感染のリスクもあることから妊娠中・授乳中に治療を受ける際は事前に医師に相談するようにしてください。
※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※医薬品を使用する際は事前に説明書をよく読み、用法・用量を守って正しく使用しましょう。症状が改善しないときは、早めに医療機関を受診するようにしてください。
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