こんにちは。ママライターの田中由惟です。娘が2歳の誕生日に「ブロック」をプレゼントしました。きっとひとりで楽しく遊ぶだろう。そう思っていたのですが、予想は的中せず、「ママ作って~」の嵐でした。今回は、わが家の体験とブロック遊びの極意をお伝えします。
色や形をとらえ、さまざまなものに見立てる
娘はブロックの作品例を指さして「これを作って!」と言うだけ。時間をかけて作って手渡すものの「ガッシャーン」と壊してしまう始末でした。わが子に作らせてみても「できない!」とかんしゃくを起こす。ブロック遊びって難しいなと感じていました。
そこで、緑とオレンジをくっつけて「にんじん」を作るなど、さまざまなものに見立てる遊びに変えてみました。ごっこ遊びにすることで、遊びの幅が広がっていきました。
ブロック見本はシンプルなものから
ひとりでブロック遊びができない理由は、遊び方が分からなかったから。そう気付いた私は、簡単なブロック見本を作って子どもに見せました。
たとえ見本通りにできなくてもかまいません。マネて作っている最中に、こんなものも作れた!と発見があったり、子どもの想像力が膨らむきっかけにも。繰り返していくうちブロックの組み立てに慣れ、2歳後半には黙々とひとりでブロック遊びをするようになりました。
言葉のキャッチボールを心がける
わが子がブロックで何かを作ったら、ともかく褒めてあげます。そして「コレはお家かな?」と当てっこするように聞くと「また作ってみよう!」とやる気が出るようです。
また、「ブロックでパンを作ったよ」と言う娘に、「食べていい?」と言って食べるフリをするなど、私が全力で演技すると、さらにブロック遊びが盛り上がりました。たとえ家事が忙しくて手が空かないときでも、言葉のキャッチボールは大切だと感じました。
発想次第で何でも作ることができるのがブロックの魅力。しかし親が関わらないと発展しないおもちゃであることも学びました。できなかったことができるようになる自信や考える力も育つブロック遊び。これからどんどん遊ばせたいです。(TEXT:ママライター田中由惟)