【あらすじ】慢性的な鼻炎に悩むもいもいさんは、市販の点鼻薬を常用していましたが、使いすぎにより鼻づまり症状が悪化してしまいました。そこで耳鼻科を受診し、鼻粘膜レーザー治療を受けますがあまり効果を感じられずがっかり。
ひどい鼻づまりで頭がぼーっとするなど、日常生活や仕事にも支障をきたす状況に焦りを感じ、職場でおすすめされた耳鼻科でもう一度レーザー治療を受けることになったのですが……?
え、まだあるんですか?!
鼻粘膜レーザー治療では、麻酔を染み込ませたガーゼを鼻に詰め込み、鼻粘膜の表面に麻酔をかけます。最初に受けたレーザー治療では、このあとレーザー照射をして終了という流れでしたが、今回もいもいさんが受けているのは「ラジオ波凝固治療法」というもの。
鼻粘膜を焼灼する方法は同じですが、ラジオ波凝固治療法では粘膜のより深くまで焼灼するため、粘膜下にも局所麻酔を打ちます。
このことを知らなかったもいもいさんは、目の前に注射器が出てきてびっくり! あとは焼くだけと思っていたので、なにをされるのか分からず思わず心の中で「助けて」と叫んでしまいました。
この記事を監修してくださっている高島先生に伺ったところ、粘膜表面に麻酔をした状態で局所麻酔を打つため、痛みを感じることは少ないそうですが、目の前に突然注射器が現れたら逃げ出したくなりそうですよね。
監修/高島雅之先生(たかしま耳鼻咽喉科院長)
※鼻粘膜レーザー治療とは:鼻粘膜にレーザー光線を照射する治療のことです。粘膜の表面を焼灼し変性させることにより、主に鼻づまりの軽減が期待できます。一般的に効果が1〜2年ほど続くと言われており、花粉症やアレルギー性鼻炎に対し適応となります。花粉症に対しレーザー治療を行う際は、焼灼後の創部が改善し効果が発現するまでに少なくとも1ヶ月は想定されるので、前年の秋までに治療を終了することが必要です。なお麻酔薬や抗生剤の使用・焼灼部の感染のリスクもあることから妊娠中・授乳中に治療を受ける際は事前に医師に相談するようにしてください。
※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※医薬品を使用する際は事前に説明書をよく読み、用法・用量を守って正しく使用しましょう。症状が改善しないときは、早めに医療機関を受診するようにしてください。
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