仲のいい友人はタンポンユーザー
一緒に行く友人に「生理が重なってしまいそうだ」と打ち明けると、「タンポンを使ってみてはどう?」とすすめられました。友人はずっとタンポンユーザーで、ドロッと感覚がないこと、ナプキンも一緒に使うことで漏れの心配も少なくなること、荷物も減ることなど、タンポンのメリットを教えてくれたのです。
そして、生理の日はいつも大きめのナプキンをたくさん持って出かけている私は、荷物が少しでも減らせるならと、タンポンを使ってみることにしました。
まずは家で練習
しかし、いきなりテーマパークでタンポンを使うのは少し不安があります。そう思っていたところ、タンポンの話を聞いた数日後にタイミングよく生理がきました。
「これで練習できるぞ」とさっそくタンポンを購入し、説明書を読みながら使用してみることにしました。時間はかかりましたがなんとか装着できてホッとした私。そのまま、普段通りにゆっくりと家で過ごしていました。あまり違和感もなく、「なかなかいいじゃん」と心が軽くなった気がしていたのですが……。
タンポンのひもが…!
「さて、そろそろタンポンを取り出す時間だろう」と思い、私はトイレに向かいました。念のため着けていたナプキンには少し経血がしみていましたが、これは予想通り。
そして、タンポンを取り出そうとして、ドキリとしました。タンポンはひもを引いて取り出すタイプのはずですが、そのひもが見当たりません。肌に張り付いているのかと思って探しましたがなく……。
「まさか、中に……?」。慌てて腟口に触れるとそこにはぐるぐると丸まったひもが! ひもは経血で固まり、さらにちょうどそのくぼんだ部分にはまっていたのです。
「あったー!!」思わずトイレで叫んだ瞬間でした。
無事にタンポンを取り出すことができた私でしたが、ヒヤッとしたこともあり、結局テーマパークではいつも通りにナプキンのみを使うことに。こまめにお手洗いに行っていたことで経血モレをすることはありませんでした。
その後、タンポンは予定がない日などに何度かチャレンジし、今では漏れが心配なときにはタンポンも使うように。今ではすっかり慣れましたが、いつもひもをよく確認して装着するようにしています。
※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
著者/畑野ナツミ
作画/ちゃこ
監修/助産師 松田玲子
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