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「夫婦関係が悪化する未来が見える」夫が病院に行きたくない理由を話し始めて #僕たちは親になりたい 21

「僕たちは親になりたい」21話。3年前に結婚した美咲と拓也。美咲はずっと子どもがほしいと思っていたものの、2人の間には子どもができずにいました。もともと妊活に対して温度差があった2人ですが、紆余曲折を経て、夫婦ともに同じ熱量で妊活に向き合うことに。そして、「まずは1年間頑張ってみよう」と、本格的に妊活に力を入れる日々がスタート。

しかし、受精のタイミングが月に1度しかないことや、美咲の生理周期が一定でないことから、妊娠することは決して簡単ではないという現実に直面したのです。

最初は笑い合いながら励まし合っていた2人でしたが、妊活を開始してから1年が経過するころには、何とも言えない空気感が漂い始めるようになっていきます。

 

そんなある日、拓也が「病院へ行こう」と美咲に提案。しかし美咲は、その言葉に戸惑ってしまいます。

 

なぜ戸惑ったのかというと、以前美咲が「評判のいい不妊治療のクリニックに一緒に通おう」と提案したとき、拓也に断られていたからなのでした。

 

「病院には行かないでおこう」夫が言った言葉の意図とは?

「僕たちは親になりたい」20話

 

「僕たちは親になりたい」21話

 

「僕たちは親になりたい」21話

 

「僕たちは親になりたい」21話

 

 

「僕たちは親になりたい」21話

 

「僕たちは親になりたい」21話

 

「僕たちは親になりたい」21話

 

 

「僕たちは親になりたい」21話

 

「僕たちは親になりたい」21話

 

「僕たちは親になりたい」21話

 

 

「僕たちは親になりたい」22話

 

約1年前――。

 

美咲が不妊治療のクリニックに通うことを提案したものの、

それを拒んだ拓也。

 

しかし、拒むには拓也なりの理由があったのです。

 

「自然妊娠しなければ……

俺はそいう運命なのかもしれないなって……」

 

さらに話は続きます。

 

「病院に行くと、今回もダメだった、

次もダメだったって落ち込むし、

お金もかかってるってことで夫婦関係が

悪くなっていく未来が見えるんだ‥…」

 

「俺1年頑張るから、それでもし

ダメなときは……」

 

最後まで話を聞いた美咲は、

「わかった……」と返事をしたのでした。

 

◇ ◇ ◇

 

今回は不妊治療のクリニックに通いたくないという拓也の意見を美咲は尊重していましたが、実際問題、不妊治療の開始や、そもそもクリニックに通うことに対して、男性と女性で意見が分かれたり、そのことで夫婦関係が悪化してしまうケースもあると聞きます。不妊治療については、夫婦で協力していかなければならないので、なかなか難しい問題ですよね。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターちなきち

    webマンガ家。Instagramなどで壮絶な恐怖体験や育児マンガ、夫婦関係マンガなどを公開。ベビーカレンダーでは大人気連載「僕と帰ってこない妻」のほか、「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」など多数連載。

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