何も知らない近所の住人がキュラ子に同情し援護し始めるなど、あわやご近所トラブルにまで発展しそうだったキュラ子の行動。何とか事なきを得ましたが、そうこうしているうちに第二回目の調停の日が訪れます。
どちらも譲らない養育費問題
トラブルに見舞われつつも、離婚調停は進みます。第2回調停の争点は具体的な今後の費用面についてでした。年金分割や財産分与といったことが決まっていく中で、長引いたのが養育費について。
これまでキュラ子が隠れて借金を作っていたことや、家族の貯金を自分の遊びのために浪費していたことを思えば、さつ丸さんが譲れるはずもありません。
しかし、キュラ子は「無理!! 払えない!!」の一点張り。結局養育費についてはお互いが主張を変えず、第3回の調停に持ち越されることに。
ですが、お金の問題はそれだけではありませんでした。離婚に向けて別居もしているというのに、未だに月に1度、さつ丸さんの口座からキュラ子が支払うべき代金の引き落としがあるのです。
そんなバカな話はないと憤りを隠せないさつ丸さんは支払いを断固拒否。第3回調停で、調停委員の2人に自分の意見を伝えます。調停委員の2人は、さつ丸さんの意見に満場一致で同意してくれました。
キュラ子はこれからひとりで生きていかなければならない身です。いつまでもさつ丸さんを当てにして頼ることはできません。
キュラ子にも通したい主張があるのなら、まずは自分の足でしっかりと立ってから、主張してもらいたいものですね。