彼氏の圧力に抵抗できず…
私の彼氏は、かなり性欲が強いほうです。「できるなら毎日性行為をしたい」と言われるほどで、日によっては1日に何度も行為に及びますし、終わったあとはお互いに気絶するように眠ってしまうほど、行為が激しいこともあります。
私が生理の時期になると、性行為ができないせいで彼氏が不機嫌になって喧嘩になるときも多いです。「できるときにしておきたい」と考えているのか、生理が始まったばかりや終わりかけで経血量の少ない日、彼氏は「今日はいい?」と必ず聞いてくるのです。
「絶対にしたい」
そんな、生理が終わりかけのある日に「今日は絶対にしたい」と彼氏に強く言われてしまいました。
そのときも、生理が始まった日からずっと彼氏は不機嫌で、一緒にいてもあまり会話が弾まないほど私たちの関係は悪化。いつもなら断るのですが、彼氏とのギクシャクした関係が続くのが嫌だった私は、つい彼氏の圧力に負けて「わかった」と言ってしまったのです。
とはいえ、いくら生理が終わりかけであっても、少量ですが出血はしています。そのため、いつもより短い時間で終えることを約束して、私たちは行為に及びました。
翌朝、ふとベッドを見ると…
しかしその約束は、まるで最初からなかったかのように破られてしまったのです。その日はいつも以上に営みの時間は長く続き……。終わったあと、私はすぐに眠ってしまいました。
翌朝、ベッドで目覚めた私がまわりを見ると……びっくり! シーツが殺人事件現場のように真っ赤に染まっていたのです!
あまりにも赤く染まってしまっていたので、「この汚れって洗えば落ちるのかな?」と焦りましたし、彼氏に経血を見られることが恥ずかしくて仕方なかったです。
そんな私の心配をよそに、彼氏はシーツが汚れたことなどまったく気にしていません。むしろ「生理中でもぜんぜんできるね」と満足そうな表情をしていました。
生理中の営みは、極力控えることが賢明な判断だと学んだ経験でした。その後、生理中に求められる頻度が増えてしまいましたが、生理中は体に負担がかかってしまうのは事実。彼の圧力に負けてしまう私もよくないと反省し、しっかりと嫌なことは嫌だと伝えるようにしています。
※生理中の腟内は、とてもデリケートで少しの刺激でも傷つきやすくなっています。また、免疫機能も低下しているため、ウイルスや雑菌が侵入しやすく「子宮内膜症」「性感染症」「尿道関連疾患」などの病気を引き起こすリスクが高くなります。お互いに相手を思いやり、生理中のセックスはできるだけ避けましょう。
著者/ハラセライ
イラスト/かたくりこ
監修/助産師 松田玲子
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