卵巣嚢腫との長きにわたる共存生活の始まり
のちに医師から手術を迫られて断固拒否するという運命を選ぶ、わかまつまい子さん。卵巣嚢腫があるとわかったのは、次女を妊娠して近所の産婦人科で内診をしてもらっていたときでした。
※MR→MRI
次女を妊娠したタイミングで内診を受けた際、主治医から「卵巣が腫れてるね〜」と言われてしまった、わかまつまい子さん。「卵巣嚢腫で1番怖いのは茎捻転やで。かなり痛いし開腹手術せなあかんくなる」と言われてゾッとしますが、「まあ赤ちゃんには影響ないし、出産して腫れが引く場合もあるから、とりあえず出産が終わるまで様子を見よか」と言われ、安堵しました。
無事に出産を終えたわかまつさんは、再び婦人科の内診台で検査を受けます。すると……
「あーー卵巣まだ腫れとるわ。紹介状書くから1回大きい病院でMRI検査を受けて、腫瘍が良性か悪性か調べなあかんな」
と言われてしまったのです。
ここから、わかまつさんと卵巣嚢腫の4年間にわたる長き共存生活が始まりました。
次女を妊娠したときにはもう卵巣嚢腫ができていたとのことなので、出産までの間に腫瘍が大きくなってしまった可能性もおおいにありますよね。一般的には、卵巣嚢腫が6cm以上になると卵巣自身の重さが増して、周囲の血管や組織を巻き込みやすくなってしまい、茎捻転の発生リスクが高くなると言われています。育児しながらの通院は大変だと思いますが、卵巣嚢腫があまり大きくならないうちに、早めに精密検査を受けたほうがよさそうですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
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