臨月は、いつ赤ちゃんに会えるのかと待ち遠しい時期ですよね。出産の兆候はさまざまですが、子宮口がなかなか開かないとはどのようなことなのでしょうか?子宮口が開き始めてから全開まではどのような経過をたどるのか、私の体験談をお伝えします。
妊娠37週まで子宮口は開かなかった
臨月になると、出産するための準備として体に変化が起こります。赤ちゃんが産道を通りやすくなるように子宮口がやわらかくなり、子宮口が次第に開いていくのだといわれています。
私の場合、妊娠37週の健診では、やわらかくなってきているけど、まだ子宮口は開いていませんでした。先生から「出産予定日を過ぎるかもね」と言われ、出産はまだ少し先だろうとのんびりと考えていました。
子宮口が1cm開いてからの経過
妊娠38週の健診では子宮口が1cm開いていました。「陣痛を促すために刺激を与えます」と医師に言われ、内診でグリグリと刺激を与えられました。そのグリグリが思っていた以上の激痛でした。
家に帰ると、グリグリしたせいか少し出血がありました。さらに夜になるとわずかな腹痛があったのですが、トイレに行きたい痛みだと勘違いしていた私。ところが、痛みは収まらず、間隔を計ってみるといきなり5分間隔!本当に陣痛か?と始めは半信半疑でした。
子宮口全開になるまで、あっという間!
だんだんとおなかの痛みは強くなり、病院についたときには子宮口は5cmまで開いていました。それから2時間で子宮口全開に。分娩台に乗ってから20分ほどのスピード出産でした。
子宮口が1cm開いてから数週間かかる人もいると聞いていたのですが、私の場合は子宮口が開き始めてから1日と経たずに出産となりました。出産のパターンはひとそれぞれと言うけれど、初産だったのにあまりに早くてびっくりです。
子宮口が開かない!と心配していたら、子宮口が開き始めて全開になるまで予想以上に早かったです。陣痛が来るパターンを調べて予習していましたが、出産は本当に人それぞれなんですね。(TEXT:河村あんじ)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。