子どもを連れての外食。退屈な待ち時間に何をして過ごすか悩みませんか? わが家では、外食先に置いてある物を使った遊びを模索中です。今回は、紙ナプキンと紙おしぼりを使った遊びを紹介します。
紙ナプキンで作る「リボン」
紙ナプキンを広げて交互に2回折りにします。真ん中でねじって広げるとリボンが完成。数秒で出来上がるのでお手軽です! 私の娘は髪飾りに見立てたり、洋服につけたりして遊んでいます。
また、もう1枚紙ナプキンを使って「ちょうちょ」を作ってみても! 紙ナプキンを細長くねじって、リボンの中央に巻き付けます。リボンの先を数cm、2つに裂いて触覚を作ります。わが家ではちょうちょが飛ぶマネをして遊んでいます。
紙おしぼりで作る「ドーナツ」
紙おしぼりを縦に広げます。手前から3等分に折ったあと、片方の端を持って穴になるよう広げます。あとはクルクル裏返しながら輪っかを作っていくだけでドーナツが完成。「ドーナツください」と言ってごっこ遊びを楽しんでいます。また小さな子どもの腕にも入るので、ブレスレットに見立てて遊んでもいいですね!
ただ工作が楽しいからと言って、大量に紙ナプキンやおしぼりを使うのだけは注意したいですね。あくまで常識の範囲内で遊びましょう。
待ち時間もあっという間!
いろいろな工作品を作ってあげると、子どもたちは大喜び。遊んでいるうちに「コウモリにも見える!」など、自由な発想が飛び交います。「ママ、これは何に見える?」とクイズを出されることもありました。「イモムシが作れたよ」など、私が思いつかなかった作品が完成することも。
ちょっと大人が遊ぶきっかけを与えるだけで、子どもは遊びの幅を広げられることを実感。そうこうしているうちに、待ち時間もあっという間に過ぎていきました。前回ご紹介した「おしぼり遊び」と組み合わせて遊ぶのもおすすめです。おしぼりで作ったペンギンにドーナツを食べさせたりと、さらに遊びが楽しくなるはず。億劫だった待ち時間が楽しくなると、外食が楽しくなりますね!
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。