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障害児が幼児期に通う施設って、どんなことをするの?

「低酸素脳症」と診断を受け、そしゃくや言語に障害を持つ娘は、幼児期に障害児向けの教室へ通っていました。親もできるだけ一緒に教室で過ごすタイプの施設で、子どもや他児と一緒に過ごしながら、接し方や訓練の仕方を学ぶことができました。お昼タイムには、他児のママさんたちと交流することもでき、いい経験になりました。

 

こんにちは。ママライターの石原みどりです。娘は低酸素脳症と診断され、そしゃくや言語に障害があります。幼児期は、障害児向けの教室に通いながら毎日を過ごしました。今回は、その教室でどのようなことをしていたのかお伝えしたいと思います。

 

親も一緒に通い、学ぶ場所

 

園長先生より「教室に通いながら親御さんも一緒に学んでほしいため、最初の1カ月は毎日、その後もできるだけ一緒に教室で過ごしてほしい」とのお話がありました。

 

そこで、1歳の下の子も連れ、できるだけ一緒に教室で過ごしました。最初は大変だと感じたのですが、教室で過ごすことにより、楽しく遊びながら訓練をすることができ、どのように子どもに接したらいいかも勉強になり、とてもよかったです。

 

みんなで遊びながら学び、訓練する

 

教室は9時から14時の4時間。楽しく歌う朝の会から始まります。手話とは違う「マカトン」というジェスチャーも取り入れていました。午前中は、体を動かしバランス感覚を身につけたりする散歩や園庭遊びが多かったです。

 

お昼は子どもと親は別々に摂ります。食後は13時から手遊びを入れた歌やおもちゃマイクを使った発声、粘土遊びや工作などを全体で行ったり、個々の苦手な部分を伸ばす活動がありました。遊びながら楽しく学び、訓練するといった様子でした。

 

お昼の時間は、他児のママさんたちと交流

 

子どもには給食が出ましたが、一緒に通う親は自分たちでお弁当を持ってきたりして、子どもとは別室で食べました。

 

その際、他児のママさんたちといろいろな話をして過ごすことができたので、情報交換ができてとてもよかったです。行政で手助けしてもらえる制度のことも知ることができました。また、ほかのお子さんたちの障害の様子などを聞いて、参考になることもたくさんあり、いい経験になりました。

 

 

障害児向けの教室では、とても手厚く一人ひとりに対応してくださいます。子どもの弱点の克服のし方も学ぶことができ、一緒に成長できたように感じています。(TEXT:ママライター石原みどり)

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