現在は第一子をご出産し、息子さんを育てているこいあさんの妊活体験談をご紹介いたします。
養子縁組も考えてみたい
一度の流産後、子宮頸がんの精密検査で「中等度異形成」がわかり経過観察となったこいあさん。
医師から「年齢のことも踏まえて妊娠を希望するなら急いだほうがいい」と言われ、妊活を再開すると、早々に赤ちゃんを授かることができました。しかし、結果的に再び流産となってしまいました。
つらい経験をし、すぐに次の妊活を考えることができずにいた2人。そんな中、こいあさんはあることを夫に提案します。
夫・すんさんから「(次にまた流産するかもと思うと)もう耐えられない」と、言われてしまったことで、2人の間では自然と妊活についての話題が挙がることはなくなっていました。
そんなとき、こいあさんは頭の中で以前からぼんやりとあった「特別養子縁組」がより鮮明になってきて……。子どもが欲しい思いは変わらない。ならばこういったかたちで子どもを迎えてもいいのではないか――。その思いをすんさんにぶつけると、すんさんから返ってきたのは「気乗りしない」という返事でした。しかし、「もう少し詳しく知りたい」と、拒否しているわけではない様子でもあります。
そこでこいあさんは1冊の本をすんさんに渡しました。こいあさんが特別養子縁組を学ぶ際に読んだ『産まなくても、育てられます』(講談社)という本だそうです。このとき、「養子縁組を考えるときに、お互い同じ知識を共有しないとフェアじゃないなと思った」という思いがあったこいあさん。一緒に学んで意見を擦り合わせていくというのは、この場合に限らずとても大事なことですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
こいあさんのマンガは、このほかにもInstagramなど更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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