現在は第一子をご出産し、息子さんを育てているこいあさんの妊活体験談をご紹介いたします。
2人の意見は交わらず…
二度の流産のあと、こいあさんとすんさんの間では、自然と妊活についての話題が挙がることはなくなっていました。
そんな中、こいあさんの中で大きくなっていったのが「特別養子縁組」についての思い。すんさんにそのことを伝えてみたこいあさんですが、すんさんから返ってきたのは「気乗りしない」という返事でした。
そこで、こいあさんは特別養子縁組について詳しく書かれた1冊の本をすんさんに渡して、よく考えてみてもらうことに。
こいあさんとしては、家族になることに血のつながりは関係ないと考えていました。大切なのは血のつながりよりも「親が子に注ぐ愛情」だと思っていたからです。一方ですんさんは、「正しいとか間違いというわけでなく」と前置きをしながら、あくまで自分の感覚として「親子で壁にぶつかった際、血のつながりのことを考えてしまうかもしれない」ということを危惧していました。
同じ本を読み、お互いに考えた結果、2人の考えは交わることはなく……。そして、「2人の意見が一致しない以上、養子縁組を考えるのはやめよう」と、特別養子縁組については断念することにしたのです。
そのとき、すんさんがこいあさんにかけたのは「子どもがいても幸せだと思うけど、いなかったら幸せじゃないかと言えば、そうじゃない」という言葉。こいあさんの中で、焦りから「子ども」に対しての考えが前のめりになりすぎていたところがあったのかもしれません。そんなこいあさんを見て、すんさんとしては「これ以上傷つかないでほしい」という思いがあったのかもしれませんね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
こいあさんのマンガは、このほかにもInstagramなど更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!